コラム AWAKES COLUMN

Let’s! ストレッチ!パート3

2019/06/02

大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。

早速ですが、前回に引き続き、ストレッチを紹介するシリーズ

前回の私のブログ(Let’s ストレッチ!パート2)ではスタティックストレッチについてお話しました。

今回はアクティブストレッチについてお話しします。

アクティブストレッチとは動的ストレッチの一つで動きながら筋肉のストレッチを行います。

アクティブストレッチの主な目的は
・筋緊張の軽減
・血流の改善
・筋温の上昇

肉離れなどの筋骨格のケガや動作不良はこれらの機能が上手く働かない時に起こる恐れがあります。

アクティブストレッチの特徴は相反抑制と呼ばれる対にある筋肉同士の関係を利用していることです。
例えば、肘を曲げる時に二の腕の筋肉(三頭筋)が緩む(伸びる)ことで力こぶ側の筋肉(二頭筋)が収縮でき肘を曲げることが可能になります。この関係を相反抑制と言い、これを利用したストレッチがアクティブストレッチです。
スタティックストレッチに比べアクティブストレッチは動きの中で行うため、筋肉が過剰に伸ばされず緩み過ぎないので筋の収縮活動が重要な運動前にお勧めのストレッチです。

また、血流が悪いと筋肉の温度(筋温)が低い状態になるため、動きながらストレッチを行うことで物理的パンプ効果により血流の流れが活発になり筋温を上昇させ、筋肉の伸縮が向上し、パフォーマンスアップや怪我の予防になるのです。

それでは、アクティブストレッチの一例をご紹介します。
ワールドグレイテストストレッチと呼ぶ、複数の部位を順序に沿って伸ばしていく万能ストレッチをご紹介します。


まずは片膝ついた状態で座ります。


膝をついている側の足の付け根が伸びるように重心を前方向に移動させます。そのとき膝をついている側の手をバンザイさせ右半身前面が伸びるのを感じます。


片膝をついた状態に戻り、その状態で手を挙げます。


手を挙げた状態で身体を横に倒します。身体の側面が伸びるのを感じると思います。


次に、手を下ろしまた片膝をついた状態に戻ります。そして、写真のように膝を反対の手で押さえもう片方の手は頭の後ろに持っていきます。


押さえている足の方向に身体をねじり体幹部を伸ばします。この時膝が外を向かないように手で押さえます。


今度は写真のように膝をついた状態から身体を前に倒し、肘を膝の内側に当てます。


そして、肘で膝を外側に向かって押し太ももの内側を伸ばします。


最後に先ほどの身体を前に倒した状態で前に両手を地面に着きます。


お尻を上に持ち上げ両膝を伸ばし太ももの裏とふくらはぎのストレッチを行います。

いかがでしたか。

アクティブストレッチは運動前がベストですので、トレーニング前やちょっとランニングしようと思った時にぜひ取り入れてみましょう。

次回はダイナミックストレッチをご紹介します。

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