競技別トレーニングで必要な体の機能 〜柔道編〜
2024/08/09
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの正木です。
今回は「競技別トレーニングで必要な体の機能」 → シリーズ⑪柔道編 でコラムを書いていきます。
早速ですが「柔道」での競技動作といえば、背負い投げ、大外刈り、小内刈り、浮き腰、巴投げ、袈裟固めなどがあります。
上記の中でも「背負い投げ」と「大外刈り」について紹介します。
実際にAWAKESでは、様々な競技のアスリートがトレーニングに来られており、このような話を伝えながらトレーニングを進めさせていただいております。
「背負い投げ」では、足関節の可動域拡大や股関節の引き込みにより、パフォーマンスアップが可能です。
よって、足関節の中でも距腿関節の動き+股関節が動くスペースが必要です。
具体的に、距腿関節の動きを出していくためには距骨・脛骨・腓骨の関係性がキーポイントになります、
そのため、初めから荷重下で可動域拡大のエクササイズをするのではなく、徒手やチューブでの介入で3つの骨の関係性を良くしてから可動域拡大に移ることで効率が上がります。
股関節が動くスペースでは、主に股関節の内旋によるLoading(力の吸収)をするための空間を作ることを示します。
そのため、骨盤の受け皿に対して大腿骨が動く柔らかさと股関節を引き込んだ時の殿部や股関節屈曲筋群の制限が出る可能性が考えられるため、この制限因子を排除するためのエクササイズを実施します。
「大外刈り」では、片足での軸形成や重心位置のコントロールにより、パフォーマンスアップが可能です。
よって、足部から頭部までの安定性や重心位置の認知が必要です。
具体的に、足部から頭部までの安定性ではMobility関節(足関節・股関節・胸椎・肩関節など)の3面(矢状面・前額面・水平面)による安定性の獲得を行い、予期せぬ外的な負荷がかかっても安定できる機能を身につけるためのバランストレーニングを進めます。
重心位置の認知では、足底からの感覚を養うために足底に刺激を与え、固有受容器によるセンサーの精度を高めていき、技を仕掛けるタイミングとフィニッシュでの重心位置を変えることで技の質を上げることに繋げます。
これらが「レスリング」での競技動作に合わせた機能的な体の使い方です。
このような文面だけではわかりにくいという方はぜひ一度、実感するために体験トレーニングへお越しください!!
次回は「陸上 短距離」を紹介していきたいと考えております!
ぜひ、ご覧ください!
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