感覚器からのアプローチ〜前庭系編〜
2024/06/27
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの中原花音です。
これまでのブログで、感覚器について紹介してきました。
「視覚」、「体性感覚」、そして最後が「前庭系」です。
今回は「前庭系」について紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、前庭系とは簡単に言うと耳の機能です。
主に、バランスを司る部分になります。
みなさん、両足を前後一直線にそろえて立ってみてください。
バランスが落ち着いたら、目をつぶってみてください。
どうでしょう?
みなさん、目をつぶった後も同じようにバランスを取ることができましたか?
これは、20秒はキープしたいです。
目を開けていたら出来るが、目を瞑ったら急に難しくなるという方は、おそらく「前庭系」の機能低下が考えられます。
これは、周りの環境は何も変わることなく、目を開けているか瞑っているかという条件だけが違います。
目をつぶった瞬間に出来なくなるということは、普段それだけ視覚からの情報に頼っているという状態です。
本来、バランスを司るのは視覚ではなく「前庭系」です。
この「前庭系」の機能低下は、
・平衡感覚を正しくキャッチできず不良姿勢を引き起こす
・バランス機能の低下によるパフォーマンスへの影響
・感覚器からの情報不足による筋緊張の誘発から、肩こりや腰痛
などの不調や不具合を引き起こす可能性があります。
肩こりの原因が「前庭系」の機能低下だった、というようなケースは実は少なくはありません。
前庭系へのアプローチは様々な方法があります。
・前転や後転、横回転など転がる動作
・1点を見つめて頭を振る動作(VOR)
・スキップやジャンプ
等です。
要するに、頭が前後左右上下に揺れるような動きが入っていると、三半規管に刺激を与えることができるので前庭系の強化に繋がります。
子供の頃は転がったり、回ったりと無意識のうちに行っていますが、大人になるにつれてどんどんそういった動きが減少します。
そのため、前庭系の機能が低下し上記のようなエラーが起こるのです。
皆さんも、一直線上に足を揃えて目をつぶって20秒キープできるかどうか、是非チェックしてみてください。
(安全面には十分に注意してください)
出来なかった方は、「前庭系」のアプローチを実践してみることで、身体の不調や不具合の改善に繋がる可能性があります!
是非行ってみてください。
AWAKESチャンネル
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もしくは画像付きで知りたいという方は
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で内容を紹介しているので、是非ご覧ください!