トレーナーがトレーナーにお願いする
2018/12/03
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)のトレーナー鈴木です。
先日、自分の身体で長年どうしても改善できない分部があり、高嶋トレーナーに相談したところ一度、詳しく診た方がいいという事で診てもらいました。
その部分は足関節(足首)です。
学生時代に捻挫をしてから自分では悪い部位と解っていて、自ら出来るエクササイズは数多くやってきましたが、なかなか改善出来ずに何年も経っていました。
特に、足首の背屈(足の甲がスネに向かって上がってくる動作)に大きな制限があり、これが歩行やトレーニングのパフォーマンスなどに大きく悪影響をもたらしています。
最初のチェックでは足首を自分で曲げられる角度は11度で、標準とされる20度よりかなり少ない状況。
その後、米国の準医療従事者資格でアスレティックトレーナー(ATC)であるAWAKESの高嶋トレーナーに2つの徒手療法を提案され受けることにしました。
一つ目はJoint Mobilization(ジョイントモビライゼーション)、これは関節の正常な機能を回復させる為に関節の正しい動きと可動域を徒手で上げる施術法。
二つ目はART(アクティブ・リリース・テクニック)という筋、腱、靭帯、筋膜、神経などの軟部組織にアプローチする手技を行って頂きました。
私たちは、普段、徒手療法ではなくエクササイズ(ファンクショナルトレーニング)を通じて身体を変える事を主に提供しています。
何故エクササイズを行うのかというと、徒手(手技)はその場の痛みを改善したり可動域を出す事は可能ですが、その後そのままだと根本改善に繋がらないことが大半だからです。
しかし、私の様にケガなどで正しい動きすらできない状態が長年続き、自動(自ら行う動き)でのエクササイズの介入が難しい場合もあります。
そこで、私の様な場合、他動での徒手療法と自動でのエクササイズとの両方のアプローチを組み合わせる方法を行うことで相乗効果を得られることがあります。
徒手療法とは、施術者がクライアント様の身体に触れ、痛みや機能を改善させる事です。
その後に、正しい動作を行うトレーニング(エクササイズ)を行えば、正しい神経パターンが構築され再発防止に繋がることが多くの研究からわかっています。
徒手療法で新しい可動域や動作を獲得し、ファンクショナルトレーニングで感覚器官、神経パターンや可動性を脳に植え付ける事で根本改善に繋がります。
私も、高嶋トレーナーの手技の後、エクササイズを2種目行いました。
その後、自分で足首を曲げると、、、何と今まで感じた事がない感覚がありました。
角度を計測すると、16~17度まで可動域が上がっていました。
歩いてみると、足首が良く動くようになったおかげで、今まで使ったことのないようなお尻の筋肉が使われているのを感じたり、もも前の筋肉が無駄なくストレッチされるという新感覚がありました。
過去にはきっとできていた当たり前の動きが、久しぶりによみがえったのです。
エクササイズだけでなく、徒手療法を最初に行い組み合わせることで、私のダメだと思われた足関節は劇的に改善しました。
改めて高嶋トレーナーの腕の良さに驚かされたのと同時に、やはりトレーナーだから自分で改善できるというのではなく、他のトレーナーに客観的に診てもらう第三者の眼というのも大切だと改めて感じた瞬間でした。
これは一例ですが、私たちAWAKESはただのジムではなく、「ボディコンディショニングジム」であり、包括的に身体を良い状態にするあらゆる手段を提供させて頂いています。
もしエクササイズしても改善できないとお困りの方がいらっしゃれば、AWAKESで身体の評価をしっかり行い、必要に応じて高嶋トレーナーの手技とその後、AWAKESのファンクショナルトレーニングのコンビネーションというチョイスで身体を整えていく事をおススメします。