コラム AWAKES COLUMN

肩の取り扱い説明書【筋肉編】

2024/02/09

こんにちは!

大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの内野です。

前回、肩の【骨・靭帯】についてコラムを書かせていただきました。

本日は肩の【筋肉編】についてブログを書かせていただきます。

筋肉の種類は大きく分けて2種類存在します。

1つ目はアウターマッスル
三角筋、僧帽筋、広背筋、大胸筋
これらの筋肉はアウターマッスルという筋肉の種類に分類されます。
アウターマッスルとは身体の表層の筋肉であり比較的大きい筋肉でもあります。
出力も大きいのが特徴です。

2つ目はインナーマッスル
棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋、肩甲下筋、前鋸筋、菱形筋
これらの筋肉はインナーマッスルという筋肉の種類に分類されます。
インナーマッスルとは身体の深層の筋肉であり、動作の補助筋として大きな役割を持っています。

 

その中でも主に肩の安定性を支えている4つのインナーマッスルの事を「ローテーターカフ」と呼びます。

このローテーターカフは4つの筋肉で構成されており、不安定な肩関節を支えているとても重要な筋肉です。

・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋

この4つの筋肉の集まりがローテーターカフです。

手を上げる動作だけでも、1つの筋肉だけではなく複数の筋肉が協調し1つの動作が行われています。

これを「フォースカップル」といいます。

例えば肩を上げる動作には三角筋を主に使って動作を行います。
ですが、三角筋だけを使って肩を上げようとすると正常な関節運動が円滑に行えなくなり、筋肉や軟部組織が骨に挟まれて痛みを誘発させてしまいます。

五十肩や四十肩も上記の事が原因で肩が上がらなくなり痛みが誘発されます。

インナーマッスルを活性化し、アウターマッスルとインナーマッスルの協調性を高めていく事が必要ですが、ただ鍛えれば良いというものではありません。

なぜ筋肉の協調性が上手くいっていないのかを
呼吸の問題なのか、動作パターンの問題なのか、脳からのセンサーの問題なのか、きちんと評価して一人一人にあったアプローチ方法で改善していく事がとても大切になります。

次回は肩の【怪我・痛み】についてお話しさせていただこうと思います。

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