肩の取り扱い説明書【骨・関節編】
2024/02/03
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの内野です。
本日は、肩【骨・関節編】についてブログを書かせていただきます。
まず初めに肩の動きに関与する骨をご紹介させていただきます。
肩に関係する骨では、1個や2個ぐらいと思われる方も多いと思われますが実は多数存在します。
・肩甲骨
・上腕骨
・鎖骨
・肋骨
・胸骨
この様に多数存在するのですが、肋骨、胸骨(胸の真ん中の骨)といった肩からは少し離れている骨も肩の動きにとても大きく関わってきます。
肩が動きにくかったり「四十肩」「五十肩」などは、肋骨や胸の動きが出ていないことによって肩の詰まりや痛みに繋がっているケースもとても多いです。
次に【関節】です。
肩は他の関節と比べて可動域が広く複雑な構造をしており、骨と同様関節も多数存在します。
・肩甲上腕関節
・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩峰下関節
・肩甲胸郭関節
から肩関節は成り立っています。
その中でも1番馴染みのある肩甲上腕関節は不安定性が高い関節です。
肩の脱臼が起こるのはこの肩甲上腕関節で起こります。
なぜ肩の脱臼は起こりやすいのでしょうか。
それは、肩甲上腕関節の関節面が球状になっており、更に関節面がとても小さいので不安定性が高く、勢いよく手をついた衝撃などで関節がずれて脱臼が起こってしまいます。
この様に関節面が球状になっているのを「球関節」と言います。
身体の中で「球関節」と呼ばれる関節は肩関節と股関節の2種類であり股関節は関節面が大きいので安定性は高いです。
安定性が低いですが、肩関節は可動域がとても広く野球などのスポーツのパフォーマンスにも肩の可動域はとても大きく関わっており、日常生活でも可動域が狭いと肩こりなどにも繋がってきます。
姿勢不良など、呼吸の浅さによって肩の可動域は制限されやすいので肩関節のどの位置で可動域が制限されているかしっかりと評価し、根本から改善していく事がとても重要です。
次回は肩の【骨・靭帯編】についてお話しさせていただこうと思います。
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