実は身近な筋肉 前鋸筋
2023/12/22
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの内野です。
今回は「前鋸筋」という筋肉についてコラムを書かせていただこうと思います。
皆様は「前鋸筋」という筋肉をご存知でしょうか。
初めて聞いた方が殆どだと思います。
そんな前鋸筋ですが、実は私たちの生活に及ぼす影響は非常に大きいです。
前鋸筋は胸の外側〜脇の下辺りに位置しており、肋骨と肩甲骨内側前方に付着しています。
肩甲骨を安定させる役割があり、胸郭と肩甲骨を一定の位置に保つ重要な役割を担っております。
ここで、外転という動きに着目してみます。
肩甲骨が外に開く動きを「外転」といいます。
肩甲骨が外転する場面は日常の中で幾つもあります。
例えば机の上で作業をしている時や腕を前で組んだ時、料理中など、今このコラムを読んでくださっている方も身体の前でスマホを持ち読んでくださっているのであれば、今この時も肩甲骨は外転しています。
日常生活の中で肩甲骨が外転する機会はとても多いです。
決して肩甲骨が外転するのが悪いことではありません。
むしろ、肩甲骨が外転の動きを出来ているのは良い事です。
しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という古くからの言葉がある様に、ある一定の動きをし過ぎてしまうと身体に良くありません。
肩甲骨が外転している時間が日常生活の中で多くなると身体への負担は高まります。
肩甲骨が外転すると、肩甲骨は胸郭から離れます。
胸郭から離れることにより前鋸筋は機能不全を起こし、肩甲骨は不安定な状態となります。
よってデスクワーク、スマホの使用時間が長い方は前鋸筋が使えていない可能性が高いです。
前鋸筋が使えていない事で、肩甲骨は安定しないので、代わりに首肩周りの筋肉が安定しようと収縮を行います。
首肩周りの筋肉(特に僧帽筋など)は、アウターマッスルの位置付けになり、日頃から肩甲骨を安定させるには勿体無い筋肉です。
アウターマッスルで固定しようとすると、筋の出力は大きいですが、消費する力も大きいので疲れやすく日常生活で主に使う筋肉としては不向きといえます。
よって、インナーマッスルである前鋸筋で日頃から肩甲骨を安定していく事が身体への負担も少なくなり、より肩甲骨の安定が高まります。
肩こりや肩の痛みで悩まれている方はもしかすると前鋸筋が正しく使えていない事で症状が出てしまっている可能性があります。
お身体でお悩みの方や自分の身体がどうなっているのか知ってみたい方など是非一度AWAKESの体験トレーニングへお越しください。
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