宴会シーズンを楽に過ごす座り方
2023/12/23
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの遠藤です。
いよいよ今年も終わりに近づいてきました。
ここから忘年会や帰省などによる長時間座る機会が多くなるのではないかと思います。
そんな中で腰が痛くなったり肩が凝ってきたりする場面を多くの人が感じているのではないでしょうか。
今回はいかに身体をうまく使って楽に座るかをテーマにお話しをさせていただきます。
そもそも座っている姿勢で腰や肩がしんどくなってしまう原因の多くは写真のような背中の丸まりからです。
背中が丸まることによって肩は前方に巻き、首の前方への傾きが強くなります。
これはキネティックチェーンと言われる人間の特性の一つです。
脊柱~骨盤にかけて、
・頚椎(7個)
・胸椎(12個:肋骨の1番下のところ)
・腰椎(5個)
に分けられます。
例えば
猫背のような姿勢をイメージしてください。
胸椎の部分がアーチを描くように丸まりますが、それに伴って頚椎や腰椎も丸まろうとします。
反対の反る動きでは胸椎が反るのに伴って頚椎、腰椎も反る方向に働きます。
隣の関節の動きと連鎖して関節が動くことをキネティックチェーン(運動連鎖)
と呼びます。
座る姿勢において長時間背中が丸まった状態が続くと腰の筋肉が引っ張られた状態が続くことでの負担だけでなく、首や肩にも大きな負担がかかることがわかります。
その負担をできるだけなくすために重要なのは、骨盤の傾きです。
ポイントは1つです!
坐骨(お尻のでっぱりの骨)をイスに垂直に当てるようにして座ってみてください。
これを意識していただくことで骨盤は安定して立ってくれます。
骨盤が安定すると背骨は本来の形状である綺麗なS字を描いてくれるため、筋肉への負担がかなり減ります。
ではどんなエクササイズをすれば、骨盤立てることができるのか。
家でもできるエクササイズを2つ紹介させていただきます。
①ウォールヒップフロー
坐骨を床に垂直に当て、背中が離れないように座ります。
あぐらをかくように片脚ずつ曲げ伸ばしをしていきます。
動いていく中で背中やお尻が壁からどんどん離れていくようであればその都度調節して離れないように位置を取ります。
骨盤から上は動かないように意識しましょう。
②ハードルハム
ハムストリングスを伸ばすストレッチです。
同じように坐骨を床につけ、写真のような形で脚を開きます。
伸ばしている足のつま先は天井を向けたまま、膝が曲がらないようにつま先にタッチします。
各エクササイズ左右を10回ずつ実施しましょう。
ハムストリングスが長く使えることで骨盤は立ちやすくなります。
忘年会やお仕事が多忙になる年末ですが、意識一つ変えるだけで身体の変化も大きく出てくるので、少しでも頭に置いてもらえると幸いです。
AWAKESでは季節や場面に合わせ、痛みや不調が出ないようにするためのトレーニングを提供させていただいております。
お客様によって不安に思われる要素は様々です。
その不安要素を少しでも取り除けるよう、パーソナルトレーニングを通して全力でサポートさせていただきます。
また今回紹介させていただいたようなエクササイズはInstagramでも掲載しております。
是非一度ご覧ください!
AWAKESチャンネル
https://youtube.com/channel/UCx7TAVNQAe-k4-wOgEbg8Aw
もしくは画像付きで知りたいという方は
AWAKESのInstagram
https://www.instagram.com/awakes.horie
ぜひご覧ください!