予防について~後編~
2023/12/19
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの中原花音です。
今回は、前回のブログ「コンディショニングと予防」の後編、「予防の方法」について紹介します。
もし前編をまだご覧になっていない方は、是非ご覧下さいませ。
https://www.awakes.jp/blog/8886/
簡単にまとめると、腰痛や肩こり、膝痛などの痛みや不調を予防をするためには、根本の原因を見つけ、その原因を改善するために、正しい身体の動きを習得することが大切だということです。
では、その「正しい動きを習得する」というのは実際にどういうことなのでしょう。
例えば、「立ち上がる時に腰が痛い」という方。
原因は人により様々ですが、多いパターンとしては、股関節が使えておらず、腰での動きになっていることです。
しかし、根本の原因は「なぜ股関節ではなく腰を使ってしまうのか」ということです。
重心位置が前にあることで踵で床を踏むことが難しく、上半身で身体を起こしていたり、呼吸の浅さから頭の位置が前方に入りやすい姿勢となり、その結果頭を起こすような動作が得意になっていたりというようなケースが考えられます。
このような場合は、重心の位置を改善するために、三半規管や視機能、足首の可動域等にアプローチを行います。
そして、予防するためにはそこで完了ではありません。
正しく身体を使える状態に身体の機能を改善した後、
「動作パターンの構築」
が大切です。
つまり、立ち上がり動作時に腰ではなく、股関節を使えるような身体の使い方のトレーニングを行います。
初めのうちは意識して行いますが、その後は無意識下でもきちんと股関節が使えるようにするため、トレーニング内容も「無意識下」ということを踏まえてエクササイズを提供します。
そうすることで、日常生活の中での立ち上がり動作時にいつの間にか股関節が使えるようになり、腰への負担が改善されます。
つまり、実際に予防をするためには、
1、根本原因の発見
2、根本原因の改善のためのトレーニング
(関節可動域の拡大や感覚器へのアプローチ等)
3、動作パターンの構築
(無意識下でも正しく身体を動かす)
この3段階は最低でも必要だと私は考えます。
再発してしまったり、なかなか良い状態が続かないのは、特にこの3番目の取り組みを行えていないケースが多いです。
そのためAWAKESでは、日常生活レベル以上の負荷を与えたり、無意識下で身体を使えるように環境を設定したりして、「予防」に努めています。
痛みが出たり、怪我をしたり、不調感じたりした際、多くの方が病院や整骨院、鍼灸院などに行かれると思います。
しかし、トレーニングジムでは、唯一お客様が痛みが出る前に、怪我をする前に、不調が出る前に「予防」が出来る場所だと思っています。
予防をすることができると、医療費の削減にも繋がりますし、何より「健康な身体」を作ることができます。
このブログをご覧いただいた方に、少しでも「予防」の重要性が伝わっていたら嬉しいです。
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https://youtube.com/channel/UCx7TAVNQAe-k4-wOgEbg8Aw
もしくは画像付きで知りたいという方は
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で内容を紹介しているので、是非ご覧ください!