はやく走るためには!
2023/11/03
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの内野です。
今回は、早く走るための身体の動きについて話をさせていただこうと思います。
早く走るといえば、誰もが一度は憧れたことがあるかもしれません。
小学生中学生の方なら運動会で1番に、高校生の方なら体育祭のリレーで華を飾りたい。
大人の方なら、日頃走る事はないけれど、いざという時に早く走れる身体でいたい、陸上競技を始めようと思っている方など色々な方がいらっしゃると思います。
筋肉などパワーをつけて早く走る方法ではなく今回は身体を上手く使って走る方法です。
まずは、走り始めの姿勢からです。
スタートの時の脚に注目していきます。
陸上短距離界の世界のトップ選手は、走りはじめの第一歩、特に二歩目が地面スレスレで踏み込みます。そこから脚を前に出し加速していきます。
それに対して、ほとんどの人たちは走り始めの第一歩、二歩目が地面から距離が離れています。
この二つの違いは地面を押す力の向きです。
前者は、地面を押す力の向きが進行方向に対して垂直に近い力の向きをしています。
進行方向に対して垂直に近ければ近いほど、無駄なロスが減り、二歩目を地面ギリギリで脚を前に出す事で脚の運びがスムーズになり、その方向に進むスピードは早くなります。
後者は、前者と比べると力の向きがやや上方向へ向いています。
この様になると、最短距離で脚を前に出せず力の向きも斜め上方向に逃げ、力のロスが生まれます。
YouTubeなどでアサファ・パウエル選手のスタートなど是非見てみてください。
無駄なロスがなくスムーズに脚を前に出しています。
次に脚の接地する位置です。
スタートポジションから走り出していく加速の際に、頭の真下に接地する事で踏み込んだ際に頭から足部が一直線になり強い力を発揮できます。
脊柱、股関節が一直線になる事で力は外に分散されにくく、仮に頭の前で設置してしまうとブレーキがかかってしまいスピードのロスに繋がりますし、頭の後ろで接地すると背中が丸まったり反ったり、股関節が頭と足部の中心に来ない事によって地面からの力が身体の中で分散され強い力を前に利用することができなくなります。
走り始めの際に頭の真下に脚を着地するのを意識しようとしてもなかなか難しいです。
なので骨盤を脚に乗せる、骨盤から走り出すイメージでスタートから走り出してみてください。
骨盤から走り出す事をイメージすることによって上半身も骨盤と一緒についてきます。そうする事によって頭の真下に脚が接地しやすくなり、より強い地面からの力が身体に伝わり推進力につながります。
その他にもピッチ(脚を切り替えるスピード)、ストライド(脚の歩幅)、上半身と下半身の連動など早く走るためには様々な要因が必要になってきます。
これらを動きの中で取り入れる事によって早く走る事につながります。
また、様々な早く走るための要因をドリルメニュー(ウォーミングアップで行う反復練習)にて組み込む事によって意識して行っていた動作を無意識に行える様にします。
AWAKESでは、ただ単に早く走るために必要な要因を習得するのではなく、その人その人に合った必要な能力を評価しトレーニングしてまいります。
AWAKESでは体験トレーニングも実施しているので、興味のある方はぜひ一度体験トレーニングにお越しください。
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