逆転の発想で防ぐ
2018/12/09
こんにちは。
大阪は、心斎橋、本町、新町近く、西区は北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニングを提供するコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
今日は、全国的に今季一番の寒さを記録する朝になりましたね。
今週初めは大阪でも25度を超える夏日を記録した地域があり、寒暖差で体調を整えるのが難しい一週間となりました。
以前のブログで「防げるケガをどう防ぐ」かについて少しお話しました。
「風邪を引いたら薬を飲む」ではありませんが、怪我をしたり痛みが出た場合、整形外科で痛み止めを処方してもらったり、治療院に行ったり、リラクゼーション系のツボ押しやほぐし屋さんに行ったりしている方、または一度はこの様な経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
これらはいずれも、何か起こった事に対して対応する「対処療法」です。
対処療法で痛みが改善する事は多々ありますが、同じ怪我や痛みを引き起こしたり、もしくは、痛みが改善せずに慢性痛に悩まされているいわゆる「再発族」の方も多くいます。
私もアスレティックトレーナーとして一般の方からアスリートまで数多くのクライアントさんを診てきましたが、再発族の多くは身体の不調が起きてから対処療法で解決するタイプの方が大半です。
では、いったんマッサージや治療で良くなったのに、なぜまた再発するのでしょうか。
答えはシンプルです。
それは、「根本の改善」ができていないからです。
根本の原因が改善すれば、再発の防止になりますよね。
では、根本の原因はどういうものがあるのか。
私たちが携わるトレーニングの分野では、機能解剖学や神経生理学の観点から身体の不調の原因を探っていきます。
例えば、膝痛は足首の動きが悪い事で歩く(走る)時に本来であれば足首が吸収する衝撃を代わりに膝が負担することで起こったり、腰痛は呼吸が浅い(特に息が吐けない)ことで体幹の全部(肋骨)が浮きやすい状態になり腰が反る(腰部の過伸展)状態になり、筋が緊張したり脊柱・椎間板が圧迫されてヘルニアになったり、実は根本の原因が痛みの出ている場所ではないケースが多くあります。
ですので、「腰が痛いから腰のマッサージを受ける」、「膝が痛いから電気治療をする」では、痛みの改善にはなりますが、根本の原因の改善にはなっていないのです。
つまり、根本原因の改善がなければ、また同じような負荷がかかり痛みが出る可能性が大きいということです。
身体における根本の原因には、「関節の可動域制限(または過度可動性)」「筋肉の過緊張」「筋肉の非活性」「多関節筋連鎖の動作不良(統合不良)」「感覚機能低下」「神経生理学的脳活動不良」「感覚と脳機能の不一致」などがあります。
私たちAWAKESでは、運動介入と脳機能・感覚機能へのアプローチなどこの様な根本原因を改善する手法を取り入れ、ファンクショナルトレーニングを通じて動きの質を高めるトレーニングを行っています。
多くの方がケガや痛みが発生してから対処療法で治そうと考えられていますが、逆転の発想で、ケガや痛みが出る前に根本原因を洗い出し、解決することで身体の不調を未然に防げるのではないでしょうか。
痛みの再発、慢性痛、頻繁にケガをする、ケガを防ぎたいとお考えの方は、ぜひ、AWAKESのからだ評価や体験トレーニングで根本の原因の改善方法を体験しに来て下さい。