青魚の栄養!
2023/02/07
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの山本倫也です。
本日のコラムでは、2月までが旬とされている鯖に含まれる”DHAとEPA”の健康効果についてご紹介させて頂きたいと思います。サバやイワシ、マグロなど魚は青魚に分類され、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という栄養素が豊富に含まれております。およそ20年ほど前に、”おさかな天国”という曲が大ヒットしたのを皆様覚えていらっしゃいますでしょうか。この頃、私は小学生だったのですが「さかな、さかな、さかなー」という強烈でキャッチーな歌詞とメロディーを今でも覚えています。この”おさかな天国”の大ヒットもあってか、青魚に含まれるDHAという栄養素が記憶力の向上に役立つため、青魚を食べたほうが良いと認識されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
EPAとDHAは、研究によって健康に良い効果が期待されると報告されている栄養素で、ヒトの体内で合成することができない必須脂肪酸と呼ばれる脂質です。EPAとDHAに関しては、多くの研究が行われており、うつ病の症状緩和や心疾患による死亡リスクの低減、血圧の低下、コレステロール値の改善、お腹周りのサイズダウンなどの多数の効果が報告されています。また、EPAに関しては、筋肉の合成の促進と分解の抑制効果があるという研究もされておりますが、まだ研究が少なく明確な答えは出ておりません。私も、これらの効果を得るためにイワシやサバの缶詰を食生活に取り入れております。
では、どのくらいの量を摂取すればいいのでしょうか。答えとしては週に2回以上脂の多い青魚を食べる、または、一日に1から2グラムをDHAとEPAを合わせた量で取ると良いとされています。具体的な食事への取り入れ方として、焼き魚や煮物、お刺身はもちろん、缶詰でしたらストックすることもできていつでも簡単に食べることができます。缶詰ですと、栄養成分表示にDHA、EPAがmg単位で記載されているものが多いので、DHA、EPAが合わせて1から2g程度になるものがオススメです!また、フィッシュオイルというサプリメントから摂る方法もあり、この場合もパッケージ表記を確認してどのくらいの量を取ればよいか計算するとよいでしょう。
多くの健康効果が期待できるDHAとEPAですが、摂りすぎには注意が必要かもしれません。身体の炎症を抑える作用があり、多く摂りすぎることで、炎症を抑える作用が強く働きすぎて筋肉の適応に悪影響になる可能性があります。なんでもそうですが、良いものでも摂り過ぎには注意が必要です。適切にDHA、EPAを食生活に摂り入れて、より健康な身体を目指して行きましょう!
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