投球障害(練習方法編)
2022/10/10
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンデショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの井ノ下です。
本日は、「投球障害(練習方法)」をテーマに、お話をさせていただきたいと思います。
以前も投球障害についてお話をさせていただきました。
https://www.awakes.jp/blog/6735/
こちらの内容は、投球障害の原因はどこにあるのか?ということをテーマにお話しさせていただきました。
今回は、「練習方法」についてお話しをさせていただきます。
先日、ネットでニュースを読んでいたところ、面白い研究内容が記載されていました。
下記の距離でボールを投げた時に、肩と肘へのストレスは、どうなるでしょうか?
①ピッチャーとキャッチャーの距離=18.44メートル
②120フィート=37メートル
③180フィート=55メートル
④260フィート=80メートル
私も距離が伸びていくにつれて、大きくなっていくのかと予想しておりました。
イメージ的には、①→②→③→④といったイメージです。
しかし、正解は、①・②・③=同じ負荷/④=負荷が高い、となるそうです。
では、理由の説明です。
今回の研究対象になった選手は、①・②・③の距離であれば、水平方向へボールを投げることでできるそうです。
しかし、④の距離になると山なりのボールを投げるフォームになり、結果、体幹が側屈し、肘が伸びた状態でボールをリリースしてしまう傾向が高かったそうです。
上記のことをふまえると、トレーニングの原理原則の中にも、個別性というものがあります。
個別性は、個人にあったトレーニングを実施する必要があるというものです。
キャッチボールだけでも、選手によって肩の強さは違います。
A選手は、55メートルを水平方向のリリースで投げれたとしても、B選手は、山なりのボールになるかもしれません。
上記のように、選手個人にあった練習方法や、トレーニングを実施させていただいておりますが、
本当に大切だな…と改めて感じたお話しでした!!