表情を読み取る能力
2022/08/20
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
以前ご紹介したキッズトレーニングの内容に少し近いものになりますが、
今回はコミュニケーションの重要性についてご紹介します。
AWAKESのキッズトレーニングの中に発声することなく、口の動きだけを見て相手が何を伝えようとしているのかをあてるトレーニング(口パククイズ)があります。
一見簡単そうに思えますがやってみると意外と難しいです。毎回子供たちも必死になって取り組んでいます。
現在、私が外部でサポートさせていただいている中学生の野球チームでは指導者の方から試合や練習中など選手間でのコミュニケーションが少ないという相談をされることがあります。
そこで実際にこの口パククイズを実施してみました。
予想以上に盛り上がって実践してくれていましたが、正答率はあまり良くありませんでした。
理由として1つ考えられるのが、特に小中学生のコミュニケーションツールがスマホになっていることも大きく関わっていると考えています。
直接会わなくても文章だけで素早くコミュニケーションがとれて便利な反面、表情を読み取る能力が欠けてしまっていることはとても残念です。
対面でのコミュニケーションの在り方が今一度、重要視されている理由もよく分かります。
不思議とこのトレーニングを実施した後は良いきっかけになったのか、
練習中も笑顔でのコミュニケーションが増えていました。
アスレティックトレーナーとしての役割の1つでもあるチームビルディングに繋がったと思っています。
現在、脳や神経発達が活発な小学生や中学生は学校でもマスクをつけて生活をしています。
そのため相手の顔の表情を読み取るのはとても難しいです。
これらのことが直接作用しているかは分かりませんが、平気で酷い言葉を相手に言ってしまったり、SNSを通じてメッセージを送りつけたりすることが現場では近年急激に増えているそうです。
相手の悲しい表情などが想像できればまた違った結果になると思います。
コミュニケーション能力を向上させるためにも感染対策は十分に行いながら、ぜひ一度実施してみてください!