解釈の可能性
2022/08/10
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
今回ご紹介するのは日常で必ず行なっている「解釈」についてです。
例えば暑いですね。という問いに対してどのように感じ取るのかは人それぞれです。今相手の方は暑いことを鬱陶しく感じているのか、ただのコミュニケーションの言葉なのか解釈の仕方で当然返答が変わってくると思います。
よくあるのが貶される言葉や罵声を浴びせられたことに対してとてもヒステリックになる方がいます。これは私自身もよくあることです。ですがこの感情は少し危険に発展するのではないかと思っています。
例えばこれが上司に言われたことだとすれば、恨みつらみに変わり、何らかのよくない形で行動を起こす可能性があると思っています。テレビの報道にもある悲しいニュースもこの個人の解釈力が及ぼす影響はかなり大きいのではないでしょうか。
良い意味で言えば解釈次第で無限の可能性があるとも言えますが、偏りすぎると危険に繋がってしまいます。
そんな解釈力を豊かにするためにはどのような取り組みが必要なのか考えてみました。
以前、個人事業主やスタートアップの会社をサポートする事業を展開されている方に「マジカルバナナ診断」というものをやってもらいました。
キャッチフレーズだけ聞けば疑問を抱きましたが、様々なテストを受けていく内に疑問は無くなっていきました。
マジカルバナナといえば皆さんも子供の頃に一度はやったことがあるのではないでしょうか。この年になって改めてやってみると自分自身の思考パターンがあらわになり、とても良いきっかけになりました。
例えば赤というワードと赤い食べ物というワードでは後者の方が連想される範囲が狭くなりますよね。ですが私の場合二つとも似たような解答が多く一貫性があるものでした。
4,5人で受けていた内の1人の会社経営者の方は制限時間の中で全く一貫性のないワードを何十個も書き出していました。一人一人全く違うパターンの解答でとても面白い結果となりました。
解釈にはその時々での感情やこれまで個人が経験してきた環境に大きく左右されるということに気づかされました。
皆さんも日頃コミュニケーションをとっている方でもこの人はおおよそこんな考えを持っているという主観的なデータがあると思います。
これもまた自分の中での解釈にすぎないので、ペルソナ立てをして他の方とディスカッションすることで解釈の幅が広がるきっかけになります。
つい強く怒られたりするとマイナス要素ばかりを連想してしまいますが、解釈一つで次のステップ結びつけることができます。
けなされたり、馬鹿にされる発言やまだまだ全然あかんな。という言葉が原動力になるように私自身も心から刺激を受けることができるようなモチベーションになるよう取り組んでいきます!