ビタミンについて パート2
2018/09/24
こんにちは!
大阪、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。
今回は、先日のブログでご紹介させて頂いた「ビタミン」についての内容の続きです。
まず初めに、少しだけ復習ましょう。
ビタミンとは…
・人の身体ではほとんど合成することが出来ない為、外(食べ物)から摂取しなければならない微量栄養素
・脂溶性ビタミン(4つ)と水溶性ビタミン(9つ)に分類される
・エネルギー源にはならないが、身体の調子を整える、質の良い状態を保つ為に重要な働きを担っている
皆さん、思い出したでしょうか?
それでは、メインの内容に入っていきましょう。
まず、それぞれのビタミンの役割、過剰症、欠乏症、摂取目安量についてご紹介します。
<ビタミンA>
役割:目の働きを補助する
過剰症:頭痛、肝障害、胎児の発育不全
欠乏症:夜盲症、成長障害
摂取目安量:5㎍/日
<ビタミンD>
役割:腸管でのカルシウムの吸収促進(骨形成の補助)
過剰症:高カルシウム血症、食欲不振
欠乏症:骨軟化症
<ビタミンE>
役割:抗酸化作用(老化防止の補助)
過剰症:出血
摂取目安量:7~9㎍/日
<ビタミンK>
役割:派や骨の形成
過剰症:新生児異常、溶血性貧血
欠乏症:出血傾向、血液凝固低下
<ビタミンB1>
役割:補酵素(糖質代謝の補助)
欠乏症:脚気、ウェルニッケ脳症
摂取目安量:0.45㎎/1000㎉
<ビタミンB2>
役割:補酵素(脂質代謝の補助)
欠乏症:口角炎、角膜炎、舌炎
摂取目安量:0.60㎎/1000㎉
<ビタミンB6>
役割:補酵素(タンパク質代謝の補助)
過剰症:感覚神経障害
欠乏症:皮膚炎、貧血、痙攣(不足しにくい)
摂取目安量:0.023㎎/gタンパク質
<ビタミンB12>
役割:補酵素(糖質代謝の補助)、赤血球の合成に関与
欠乏症:悪性貧血(巨赤芽球性貧血)
摂取目安量:2.4㎍/日
<ナイアシン>
役割:補酵素(酸化還元反応の補助)
過剰症:消化不良、下痢、肝機能低下
欠乏症:皮膚炎、胃腸症状、神経症状
<パントテン酸>
役割:補酵素(糖質、脂質の代謝の補助)
摂取目安量:5㎎/日
<葉酸>
役割:補酵素(アミノ酸、核酸の代謝の補助)、赤血球の合成
過剰症:神経障害、蕁麻疹
欠乏症:悪性貧血(巨赤芽球性貧血)
摂取目安量:240㎍/日
<ビオチン>
役割:補酵素(糖質、脂質の代謝の補助)
摂取目安量:45㎍/日
<ビタミンC>
役割:コラーゲンの合成、鉄の腸管での吸収促進、抗酸化作用、暑熱環境への順応向上
欠乏症:壊血病、結合組織の形成障害
以上が、ビタミンのそれぞれの働き、過剰症、欠乏症、摂取目安量です。
良く分からないものもあるかと思いますが、色がついている部分だけでも頭に入れておいていただきたいです!
大きな役割はになっていませんが、多くの働きを少しずつになっている「ビタミン」。
「なんだか、身体の調子がおかしいな」と感じた時は、ビタミンが不足している可能性も大いに考えられます。
ビタミンは様々な食品に含まれているので、今後、食品に記載している「栄養成分表」でチェックしてみて下さい!
五大栄養素のひとつ、「ビタミン」の重要性はご理解いただけたでしょうか?(^^)