ビタミンについて
2018/09/20
こんにちは!
大阪、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。
今回は、五大栄養素のうち、微量栄養素である「ビタミン」についてご紹介させて頂きます。
ビタミンとは、人の身体の中では合成することが出来ない、また、合成されたとしても微量である為、外から必ず摂取しなければいけない必要不可欠な栄養素です。
ビタミンは、三大栄養素と異なり、身体を動かすための「エネルギー源」としての働きはありませんが、車でいう「潤滑油」の様に、皆さんの身体の調子を整える働きを担っています。
ビタミンは、「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」の2つに分類することが出来ます。
それぞれの違いについてご紹介していきます。
まず、「脂溶性ビタミン」についてです。
名前の通り、油脂に溶ける性質を持っています。
その為、身体(肝臓)に貯蓄されやすく、過剰に摂取してしまう可能性があります。
脂溶性ビタミンは、眼の働きや、骨の形成、老化防止などを助ける働きがあります。
脂溶性ビタミンに分類されるビタミンは、
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
の4つです。
次に、「水溶性ビタミン」についてです。
水溶性ビタミンは、水に溶ける性質を持つので、摂取しても毎日排出されます。
その為、毎日摂取しなければ、欠乏症になってしまいます。
基本的に「補酵素」として、炭水化物やタンパク質、脂質の代謝を助ける働きがあります。
水溶性ビタミンに分類されるビタミンは、
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・パントテン酸
・ナイアシン
・ビオチン
・葉酸
・ビタミンC
の9つです。
全部で13もの種類があるビタミンですが、それぞれが異なる役割を担っています。
ビタミンはエネルギー源にはならない為、忘れられがちですが、これだけの種類がありそれぞれが異なる働きを担っているので、身体にとっては必要不可欠な栄養素です。
また、ビタミンは過剰摂取による「過剰症」、摂取不足による「欠乏症」に陥りやすい特徴があるので、バランスよく摂取することが大切です。
皆さんが乗っている車を「質の良い状態で保つ」のと同じように、皆さんの身体を「質の良い状態で保つ」為に、微量栄養素である「ビタミン」をしっかりと摂取しましょう。
今回は、「ビタミン」という栄養素の必要性や種類について皆さんに知って頂き、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
それぞれのビタミンがどの食べ物に含まれているか、1日の必要摂取量、それぞれのビタミンの過剰症や欠乏症につきましては、後日ご紹介させて頂きます。