カラダの地図
2018/09/18
こんにちは。
大阪は、心斎橋、本町、新町近く、西区は北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング・コンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
先週は秋雨前線の雨の影響で暑さが落ちつたかのような日が数日ありましたが、また、暑さがぶり返して今日も大阪では汗をかくくらいまで気温が上がっています。
さて、先日のブログで中原トレーナーが身体(からだ)を動作で評価する「FMS 」を紹介しました。
(詳しくはこちらをクリック)
この中で紹介した3つの動作がうまくできたかどうかで、ご自身でも自分の身体についていろんな「気づき」があったのではないでしょうか。
自分の身体を知ることで日常生活や生活習慣を変えてみたり、運動を始めてみたりと「良いきっかけづくり」になる利点があります。
今日は、もう一つ簡単に自分の身体をご自身で評価する方法をお伝えします。
今日ご紹介するのは、「ボディー・マッピング」を利用した方法。
「ボディー・マッピング」とは「身体地図」とか「からだの認識地図」のことです。
「Body Mapping」は、アメリカのBarbara Conableが、「音楽家が身体を大切にすることが長く音楽家として活動する為には必要である」という観点から、はじめて「自分のからだの自己認知」が及ぼす様々な影響について理論化したのが始まりです。(alexandertechnique.com)
ボディー・マッピングには様々な感覚入力とその入力に対する脳のフィードバックによって成り立っています。
例えば、皮膚や体表からの触覚、筋や関節からの固有受容覚、バランスなどの前庭覚などがあります。
人はこれらの感覚入力によって自分が空間のどこにいるのか、どんな地面に立っているのか、どの様な動きをすれば前からくる人とぶつからないのかなどの自己所有感を理解し動いているのです。
この自己所有感が脳内で正確に理解されないと、自分の体のイメージが事実と違ったり(自己身体認知)、そもそも自分の身体が空間に対してどこにいてるのか、どの様に動いているのか(自己空間認知)が不明瞭になるのです。
このような不具合が、動作に悪影響を及ぼしたり、痛みや怪我に繋がることがわかっています。
では、ご家庭でできる「ボディー・マッピング」を利用したテストをご紹介します。
まず、このテストは二人で行います。
テストされる方は、目をつぶり相手の前に手を出してください。
手の平が上向きでも下向きでも構いません。
テストする方は、どの指でもいので二本握って下さい。
テストされている方は、握られている二本の指の間に何本の指があるかを言い当ててください。
正確に言い当てられれば、ボディー・マッピングは上手くいっています。
手は、身体の中でももっとも感覚に優れている部位なので、逆に、間違いが多いと、あなたのボディー・マップは大きく崩れていることになります。
次のレベルは、これを足の指で行います。
足は手に比べて感覚が劣っていると言われています。
足で正確に言い当てられるくらいはできて当然くらいに思って頂ければと思います。
もし、これが50%以下の確率であれば、動作やカラダの不調が起こってもおかしくない状態にある可能性が高くなると思ってください。
AWAKESでは、「ボディー・マッピング」を使った身体のアセスメント、トレーニングもたくさん行っています。
このテストで正確に言い当てられなかった方で、もうすでに身体に不調があったり、肩こりや腰痛があったり、また、スポーツをしてる方でよく怪我をするという方は、ボディー・マッピングを良くしていく必要があるかもしれません。
その様な方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、体験にお申込みいただき、身体を変える一歩にしてください。