健康への準備①
2022/03/14
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
皆さんは普段の生活の中で走ったり、飛んだり跳ねたりする機会はありますか?
日々身体を動かす習慣のない方からは年を重ねてどんどんカラダの衰えを感じているという話をよく耳にします。
毎日運動をするという習慣がなければ身体を動かしたいとはあまり思いませんよね。
そんな大人とは対照的な子供たちは幼稚園や小学校でほとんど毎日ジャンプしたり走ったりの動きを行なっていると思います。
お客様とのトレーニングの中でも逆立ちやスキップを行うと小さい頃はできていたのに全然できなくなっているとショックを受けられている方もいます。
とはいえ元気でいるために子供たちと同じように1日中動き回って生活することはかなり難しいですよね。
人間の身体は消耗品なので膝や肩などの各関節や内臓系の機能は年数を重ねるごとに不調が出始めます。
「消耗品」と表現しましたがイメージしやすいのが膝の痛みです。この膝の関節は大腿骨と脛骨という二つの骨で形成されていて、
この二つの骨が喧嘩をするように過剰にぶつかり続けることで骨の末端にある軟骨組織を壊します。それが痛みとして出ていることがよくあるケースの一つです。
誰もがご存知の通りで骨は鋼のような頑丈さはなく、もちろん強い衝撃が加われば骨折します。
膝に限らず腰痛やヘルニアなど関節に負担をかけてしまっているのは自分自身の身体の動かし方や姿勢によるものです。
先ほど挙げたように関節軟骨の損傷などが起こってしまったらその後の処置や取り組みが最も大切だと考えています。
関節内での損傷は炎症が起きています。この炎症を軽減させたり関節内に栄養を送るために必要不可欠なのが関節の中にある関節液というものです。
冒頭でも挙げたように子供たちは走ったりジャンプしたりを繰り返すことでこの関節液の循環は流動的に行われます。
幼少期では他にもホルモン分泌や神経発達も大きく関与していますが、やはり関節などに傷害があっても治癒するのが本当に早いです。
常に新鮮な関節液を保とうとすれば何も身体を動かさないという選択では痛みや機能を改善するのは難しいです。現在痛みや身体の傷害を抱えている方は今後の取り組み次第で健康度合いが大きく変わってきます。
ほとんどの方が怪我や病気をしてから健康の重要性に気づいたと言われています。大きな問題になる前に早めに準備しておきたいですね。
年を重ねてから疲れやすくなったり、身体の動きの鈍さなどを感じるようになったと感じている方はぜひ一度、現在の日常生活や今後のライフプランニングを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。