適切な比較
2022/02/02
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
突然ですが「比較」というワードを聞くとどんなことを思い浮かべますか?
おそらく何かと比べたり、争い事などを想像される方が多いのではないでしょうか。
私はこの比較することについて良い面もありますがどちらかといえば、悪い面の方が浮き彫りになりやすいのではないかと思います。
例えば会社で自社と他社を比較してデータを出し、情報整理をするように自社分析を行う上では必要な事ですよね。
ですが私の周りで実際にあったのが常に親から兄弟同士を比較されながら生きてきて、とてもしんどい思いをしたという話があります。
最近になってこのように人同士を比べることは本当に必要なのかと考えるようになりました。
誰々よりもできる、できない。など自分の都合のいように言い聞かせたり、納得させるためにはとても便利な言葉ですが、時には狂気にもなりうるのではないでしょうか。
前述であげたように家庭内で兄弟同士を比較対象にされることで兄弟間の関係にも支障をきたすこともあったと訴えていました。
地域で有名な進学校に入学するために勉強を頑張っていた同級生も兄弟(姉妹)同士で比べられることがあり、よく兄弟の陰口を聞くこともありました。
このケースであれば兄弟に勝利することに目的が変わったり、比較対象を誤ると本来の目標達成からは外れてしまうように思います。
ここでは言い争うのではなく、冷静に目標を達成するための指標程度に留めておけばとても良い刺激になりませんか。
敵として見るのではなく、進学校に入学する仲間の1人と捉えれば陰口を言うことはないと思います。
この他者と比較することはデータ収集やモチベーションを上げるためにはとても有効なことですが、方向性や目的だけは間違わないようにしたいですね。
体調管理については5~10年前の身体の状態と現在の身体の状態を比較して、運動など体調を整えるための取り組みに活かしてみてください。