お酒が及ぼす身体への影響
2021/12/12
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの田中です。
12月も半ばとなり、イベントや行事などが増える時期になりましたね。
実は12月というは年末年始での祝い事などが多くお酒を設ける機会が増えるため一年の中で日本酒が一番売れる時期と言われています。
みなさんはいかがでしょうか?
お酒に含まれるアルコールには血行促進や食欲増進、ストレスの緩和に繋がるという効果がありお好きな方も多いですよね。
ですが、やはりアルコールが身体に及ぼす悪影響はとても多くあります。
長期にわたってアルコールを大量に摂取すると、肝臓で代謝される際に中性脂肪が蓄積し肥満へと繋がり、そこから脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害が引き起こされます。
さらに影響を及ぼす臓器は肝臓だけではありません。
糖尿病やすい炎などのすい臓、消化管、循環器系、脳、末梢神経障害など、全身に渡り悪影響を及ぼします。
そして臓器以外にも、身体的+精神的にアルコールに依存してしまう“アルコール依存症“に及ぶケースも少なくありません。
アルコール依存症になると、時と場所を選ばずにお酒を求め、飲酒のために暴力的な行動を取ってしまいコントロールができない状態となってしまいます。
こちらは近年メディアでもよく取り上げられていますが、お酒を飲む人なら誰でも発症の可能性がある“精神と肉体の病気“と言われています。
このようにお酒が身体に及ぼす影響はとても多くありますが、ではどの程度の飲酒なら問題がないのでしょうか?
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度とされています。
純アルコールで約20gの目安としては、500mlの缶ビール一本、日本酒の一合、350mlのチューハイ一本分とされています。
しかし、こちらは目安のためお酒の品種やアルコール度数、そして個人によってアルコール分解能力は異なるためお酒を飲まれる方は自分自身の適量をよく知っておくことが大切です。
また、女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、体重あたり同じ量だけ飲酒したとしても、女性は臓器障害を起こしやすくなっているため女性は男性の1/2〜2/3程度が良いとされています。
この時期は特にお酒を飲まれる機会が多くなると思いますので、飲み過ぎには十分注意して頂ければと思います。
また、次回のコラムでは忘年会シーズンに向けてオススメのエクササイズをご紹介するので是非ご参考にしてください。
さらに今回の内容は下記URLのInstagramでもご紹介しておりますので是非そちらもご覧ください!