視点の違い
2021/11/03
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
本日11月3日は文化の日です。自由と平和を大切にする日でもあるので家族や普段お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝える日にしても良さそうですね。
以前ある施術家の方と話す機会があり、これまで以上に身体について興味を持つきっかけがありました。
皆さんは西洋医学以外で「治療」というワードを聞くとどのようなイメージが浮かびますか?関節をボキボキ鳴らしたり、マッサージなどが思い浮かぶと思います。
私は鍼灸の資格を有していますが、ドクターではないので治療という言葉を使って施術することはできません。一部ではその症状を治せますと豪語されている施術所もあるようなので注意が必要です。
そんなドクターではない私たちも身体に不調を抱える方々と関わらせていただける職業です。腰痛や膝痛で整形外科に長年通っているが症状が改善されなかったりする方にとっては最後の駆け込み寺としても対応できなければなりません。私は以前の職場では施術をすることの方が多かったので様々な施術方法を見たり体験をしてきました。施術を通じて相手を健康にする事ができると思っていましたが、
AWAKESでコンディショニングトレーナーとして働くようになってからは、自分自身で身体を動かして健康を目指すスタイルの方が根本的な改善ができると実感しています。
ですが施術を専門に行う方の身体の見方や評価・検査方法は運動指導者とは全く違う観点からアプローチしていて新しい気づきにも繋がっています。やはり何かに特化しているプロの視点はとても鋭いです。
間違っている間違っていないではなく、個々の様々なやり方や取り組みを知るだけでも思考や視点の多様性が増すのではないでしょうか。
例えば風邪をひいた時にドラッグストアで頭痛薬や風邪薬を購入される方もいらっしゃいますが、そもそも本当に風邪なのかを自分で特定することは難しいです。
そんな時こそ専門家である人材に相談すべきだと思っています。自己判断でも早期に処置することは大切ですが、もし誤っていた場合は良い方向には進みません。
身体の不調や関節等の痛みについて何も原因がわからないまま、健康=運動という認識のみで運動やトレーニング始めるは危険です。
治療=健康ではなく現在、筋トレなどの需要が高まっているだけにまずは自分自身の身体を知ること(理解すること)から始めてみてはいかがでしょうか。