選手生命に関わる脳震盪
2021/09/19
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの岡部です。
みなさん『脳震盪』って聞いたことありますか?
アメフトやラグビー、サッカーなどコンタクトスポーツで起こりやすい怪我、症状の一つです。
頭を強くぶつけることで、脳に外力が加わり意識障害や記憶障害が起こります。
主な症状は頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気、目のかすみなどが見られます。症状が重たくなると、記憶の消失やろれつが回らない話し方、呼吸・脈拍不整などが見られます。
近年、この脳震盪はスポーツ界で重要視され、選手を脳震盪から守ろうと動いています。
一時期話題になりましたが、アメリカンフットボールリーグのNFLで現役選手が交際相手を射殺後、自殺した事件や、引退後自殺をする選手が多く出ており、脳震盪により、気持ちの抑制が効かなくなったり、鬱になることが原因と言われています。
このようなことが起きないようにNFLの各チームではカウセリングの時間を設けたり、引退後のケアを行ったりと動いています。
脳震盪を甘くみず、しっかり休んでから競技に復帰するようにしましょう。
<脳震盪が起こった時のチェック方法>
まずは安静にして、意識、呼吸、脈拍のチェック。
意識があっても、手足の痺れがないかチェックしてください。
意識がなければすぐに医師の診断のため、病院にいくようにしてください。
監督、コーチが正しく判断して選手を守っていきましょう!