自律する子の育て方
2021/09/10
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンデショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの井ノ下です。
本日は、「自律する子の育て方」についてお話させていただきます。このテーマは、最近私が読んだ本の名前です!!
教育者(校長先生)× 脳科学者の方が著者で、現在の学校教育の問題点とポイントが書かれている本となります。
本の中で、下記の問いかけがありました。
□授業ノートをつけることを強制し、点検と評価
□作文(年度ごとの抱負、行事ごとの振り返り)
□担任制度
□服装、頭髪指導における必要以上の指導
□校門での挨拶指導
この項目は、みなさんが学生時代には一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
上記の実施項目が悪いということではなく、何を目的に実施しているのか?
学校はそういうものだから、という理由だけで実施してるのであれば、改めた方が良いのでは?
ということでした。
例えば、「校門での挨拶指導」です。
時代の変化に伴って、挨拶をすることが苦手、人とコミュニケーションをとることが苦手なこどもたちも増えております。
そのようなこどもたちは、大人が何人も並び立っている門の横を通るだけでもストレスがかかります。
学校が、1日がはじまるタイミングで心理的ストレスがかかった状態となります。
心理的安全性が保たれていることで、脳の働きが良くなることがわかっており、学習効果も高くなります。
上記、挨拶をしなくて良い。ということでなく、
目的や上記のようなこどもたちがいることを踏まえて、対応をする決定していくことがある。ということです。
今は、学校教育現場を例にお話をさせていただいておりますが、これは私たちAWAKESやスポーツトレーナーの仕事にも通じてくる部分があると思います。
普段からお客様に対してアプローチ・提供していることの目的を改めて考え、何を目的に、どのような意図でメニューを決定しているのか、いつのタイミングでお声かけをするのが適切か、など考えるきっかけとなりました。
新たな気づきや、振り返りをする機会をいただけた本になりました。
また、みなさまもおすすめの本などございましたら、ぜひご紹介いただけると幸いです!