距離をうまくとる事でのメリット!!
2021/08/31
こんにちは!
大阪市西区北堀江、心斎橋駅・四ツ橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)のトレーナー鈴木です。
緊急事態宣言中という事もあり、Zoomトレーニングを実施させて頂く事がこの期間増え、その中で気が付いた事を今回コラムに書きたいと思います。
それは「距離をどれだけとるか!」でした。
J1で活躍するプロサッカー選手のトレーニングを今回Zoomにて担当させて頂きました。
この選手は昔からAWAKESに通って下さっている選手で、過去にはサッカー日本代表に召集され、代表の試合でゴールを決めた事のある実力選手です。
Zoomで出来る事は限られてくるのではないか、、、と思いながらも、画面越しに身体の動きのチェックをしました。
画面越しに身体全体のフォームをチェックすると、その選手の動きの情報が普段よりも多く入ってきたことを鮮明に覚えています。
「左の前庭器官が(簡単にお伝えすると平衡感覚や加速、回転などを感知している感覚器官)少しミスマッチがあるかな、、」
これが第一印象です。
続いて
「眼と三半規管の動き、小脳(細かい正確な動き)をもっと向上させられそう、、」
このメニューをやりたいな!というのが色々と頭の中に浮かんできます。
ですが、手取り、足取り触ることもできない状態。。
少しもどかしい気持ちでしたが、後から考えると普段ジムの中であまり行わないようなメニューを多く選択してトレーニングを行っていました。
代表の朝日がいつも私達に
「枝葉をみて木をみず」
「木をみて森をみず」
何事においても、このような小さな部分だけをみるのではなく、きちんと全体や周りをみるクセをつけなさいと教えてくれていたことを思い出しました。
もしかしたら、AWAKESのジム内でパーソナルをしている時のお客様との間合いや距離感も無意識に近くなってしまかもしれず、全体像をみれていないのではないかと我に返った瞬間でした。
それ以降、ジムでパーソナルする際はもちろん、自分自身が生活する中でもその視点を持って過ごす事を心がけています。
どうしても集中する事で、視野が狭くなってしまう悪いクセが私は多くでてしまいます。
今回の私の気付きは「距離!」というところの大切さ、重要度をまざまざと認識させられました。
困った時ほど、一歩離れて、いやいや二歩、三歩と離れる事で様々な視点で物事を考えてみる事ができるかもしれません。
そのような視点を忘れず日々取り組む事で、人間としても、トレーナーとしても成長できるよう精進していきたいと思います。
この選手が活躍して、日本代表に返り咲いてゴールする姿を見たいです!!
それではまた!