栄養摂取は適切に②
2021/07/21
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
今回は7/15のブログの続きをご紹介させていただきます。
前回の内容は塩分をこまめに摂ることは熱中症対策や予防には至らいないということについてご紹介しました。
熱中症以外についても、部活動を毎日行なっている生徒の親御さんから夏は食欲が落ちて食べる量が減り、体重が中々増えないとよく相談を受けることがあります。
私が現在携わらせていただいている野球チームでは練習の合間に補食タイムというものがあり、選手がそれぞれおにぎりやゼリー、タンパク質やビタミンなど栄養補給を必ず行なっています。やはり学生スポーツとなると特に運動量は多くそれだけ身体のエネルギー消費は激しくなります。ですが多くのスポーツ現場では補食をするために練習を中断する事を懸念されている方や栄養補給に対して優先順位を高くおかれていない指導者の方々がいるのも事実としてあります。
そのため中高生のオーバーワークによる怪我や身体作りに対してあまりポジティブな方向には向かっていません。
皆さんが気にされている体重というものに対してそれぞれ違った価値観や考えを持たれているかと思います。私はこの時期だからこそ体重を管理することが大事だと思っているのですが、練習前後に体重測定をした時に大きく体重が減少している選手が最善のパフォーマンスを出すことが難しいことを知っているからです。
以前に勤めていた社会人アメフトやラグビーの合宿などでは練習前後に必ず体重測定を行い、数値化することをやっている時期がありました。
全てが相関しているわけではありませんが、すぐに体調を崩しやすかったり、試合後半になると必ず脚を攣ってしまったり、パフォーマンスが上がらない選手の多くが練習前後の体重差が激しいことがわかりました。
また合宿中であれば初日から最終日にかけて2,3キロ以上減少していた選手もいます。そんな選手と会話していると練習後に飯なんか食えないといい、そうめんや冷たいうどんだけで一食を済ませていて、全く栄養を摂取できていないこともわかりました。
対してチームの柱になっている選手は対照的で、合宿中でも体重減少どころか細く栄養摂取にはこだわり、ウエイトトレーニングもきちんとこなしていてむしろ体重は増量していました。
やはり体調管理など自己管理能力の高い選手はハイパフォーマンスを出せているケースが多いなと感じます。必ずしも相関しているわけではありませんが、体調管理のわかりやすい指標にはなり得ると考えています。熱中症対策のためにもこまめな水分摂取が大切です。練習中に脱水を起こすと気分が悪くなり、練習後の食欲が低下して体重減少へと繋がってしまいます。
この夏を乗り切るためにも水分補給と栄養摂取を管理しつつ、体重測定というところにも注目してみてください!