良いものは必ず実践
2021/05/21
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
深夜のスポーツニュースは私のちょっとした毎日の楽しみでもあります。夜遅くでも観られるのでスポーツ好きの方はアスリートの最新情報をチェックしてみてください。
数あるスポーツニュースの中で現在最も世間を賑わせている1人が大谷翔平選手です。投手と打者で活躍する「二刀流」に挑戦していることでホットな話題となっています。
実はこの二刀流を実現できたのは150年以上にもなる野球の歴史の中で大谷選手を除くとたった1人しか達成できていません。どれだけ衝撃的で過酷な挑戦かがわかりますよね。
そんな世界中から注目を集める大谷選手が今年から新たな取り組みをしていることが話題になっています。練習風景の映像を観てもらうとわかるのですが右肘のあたりにいつも黒いバンドを巻いて練習を行っています。一見ただのサポーターのように見えますが、投球を行った際に肘へのストレスがどれだけかかっているかを数値化できる測定器なんです。現代の科学の進歩に改めて感激しました。
野球だけに限らず、サッカーやラグビーでは練習や試合中の心拍数や走行距離を数値化できる測定器を導入していたりとアスリートの内部事情がようやく数値化できるようになってきています。
アスリートのオーバーワーク(過疲労)やパフォーマンスグラフを数値化することで選手起用を適切に行えるようになっています。誰もが知っているサッカー界のリオネル・メッシはあれだけチームで大活躍していますが、チームの中で最も走行距離が少ないことがわかっているのも驚きです。
今や疲労度や運動量などが数値化されることが当たり前になっている中で、高校野球界では球数制限が甲子園の前回大会からようやく導入されるようになったりと、まだまだ学生スポーツの将来性の確保や安全のためにこうした科学的なことに注力されていないことに疑問を持ってしまいます。
私は学生競技の現場でもトレーナー活動をしているのですが、多くのクラブや部活で身体のどこかに痛みを抱えていたり、怪我から中々復帰できないのをよく目の当たりにします。やはり競技力を上げるための練習方法とその方向性が上手く噛み合っていないと感じることが多いです。
数値化できるものだけでなく、チームの目的すら選手が理解できていないまま辛い練習を行っているチームも沢山あります。特に30歳以上の方々は部活でただ長い時間辛い練習をさせられていたという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
チーム方針や資金などの関係で機械を導入できなくても、カウンセリングや主観的な疲労度を数字に表すことで十分にチーム全体の現在地を把握することができます。
パフォーマンスアップや怪我予防・体力UPなど私が実際に現場で行ってみて結果に繋がっていると感じるのはコンディショニングを取り入れることです。
一流のプロスポーツの世界では以前から取り入れられている、練習や試合後のアイスバスで身体をケアしたり、背骨や股関節など競技に必要な柔軟性や動きを作るためのエクササイズを導入すると数字上だけではなく、競技力アップが試合や測定の結果等でも表れています。
またチームの1人が結果を出すたびにチームメイトが刺激を受けて取り組みが変わったりと面白い変化も沢山あります。
さらなる競技力アップを目指すアスリートの方はぜひ一度AWAKESの体験トレーニングにお越しください。