動きの自動化
2021/04/25
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの中原花音です。
もうすぐ4月も終わり、あという間に5月になりますね。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
私は最近通勤時に歩くようにしているのですが、朝日を浴びながら20分ほどかけて歩いて出勤すると、自転車で10分で出勤する時よりすがすがしい気持ちになります。
この頃の気温は非常に過ごしやすくなっているので、みなさんもぜひ朝日を浴び、散歩やランニングを始めてみてはいかがでしょうか?
また、なにかスポーツを始めてみるのもいい機会かもしれませんね!
先日私は、ゴルフをやっている友人に誘ってもらい、人生で2回目の「打ちっぱなし」に行ってきました。
そこで感じたのが、「動きの自動化」の難しさです。
どういうことかというと、、、
考えて身体を動かすことができても、それを無意識化の中で同じように動かすことが難しいように感じた、ということです。
少し難しくなりますが、ゴルフの動きで説明します。
テイクバックのポジションから先に股関節が動き、その次に胸椎がついてくるように動くというのが基本の様です。
この様に教えてもらい、頭で考えながらスイングをすると上手くいったのですが、実際に思いっきりボールを打つとなると、一瞬でその動きが崩れてしまいました。
実際にスポーツをやってみて改めて「動きの自動化」の難しさを実感しました。
これは、スポーツだけでなく日常生活での動きにとっても、非常に大切な事です。
例えば、腰や膝を痛めてしまう事が多い「立ち上がり動作」
トレーニングの時には、膝や腰を過度に使わずに股関節の動きで立ち上がり動作が行えるようになっても、それが、日常生活で実際に立ち上がるときにできなければ、膝や腰の痛みの改善はなかなか厳しいでしょう。
無意識でも正しい動きが行えるようにするには、「繰り返す」事が大切です。
ご存知の方も多いと思いますが、「学習の4段階」というものがあります。
これは、学習においてどのレベルにあるのか、という段階を4つに分けて表したものです。
①無意識かつできない(無知の無能)
②意識してもできない(意識の無能)
③意識したら出来る(意識の有能)
➃無意識でも出来る(無意識の有能)
私の経験上、①から②、②から③へのステップは順調にいくのですが、③から➃に進むのがなかなか難しく、ひたすら③を繰り返すことでいつの間にか➃の状態になっている事が多くありました。
③から➃への取り組みは、身体の不調を改善したり、スポーツのパフォーマンスを向上させたりすることに非常に重要なポイントです。
以前、代表の朝日から「超一流は、考えていない」という事や、先輩トレーナーの鈴木から「意識はノイズだ」という事を教えてもらった事があります。
意識してやっているうちはまだまだで、当たり前のようにそれができる、無意識でできているという状態が1番いい状態です。
先日は、改めて「動きの自動化」の大切さと難しさを実感したので、ここで紹介させて頂きました。
私達AWAKESでは、皆様の日常生活の質の向上やスキルアップに向けて、この「動きの自動化」(無意識の有能)を目指して、日々トレーニングを提供させて頂いております!
この「自動化」が上手くいくためにはどのようなアプローチがいいか、私自身まだまだ勉強中です。
少しでも興味のある方は、ぜひお問い合わせください!