世界の税
2021/04/01
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの田中です。
4月がスタートしました。
4月1日は入学式や入社式などの様々なスタートを飾る日でもあるため、新たに立場や環境が変わる方が多いのではないでしょうか。
さらに4月1日は世界共通の風習としても知られているエイプリルフールのイメージも強いですよね。
しかし、実は日本では4月1日は『消費税の日』として定められていたことをご存知でしたか?
1989年(平成元年)4月1日、日本ではじめて消費税が税率3%で導入されました。
今では当たり前となっている消費税ですが、導入された当時の世間は大変な騒ぎとなっていたそうです。
日本ではなんだか堅苦しいイメージのある税金ですが、調べてみると世界ではたくさんのおもしろい税金を見つけたので少しご紹介したいと思います。
一つ目はアメリカの“ソーダ税“です。
肥満が社会問題となっているため、その対策として一部の州では肥満の原因となる砂糖が含まれる炭酸飲料に税金がかけられているそうです。
また、ハンガリーの“ポテトチップス税“や、デンマークの“脂肪税(2.3%以上の飽和脂肪酸を含む食品)”なども同じの理由で税がかけられているそうです。
二つ目は、オーストラリアの“学位税“です。
オーストラリアの大学はほとんどが国立で授業料は国が負担しているため、大学を卒業するときに授与される学位に税金を課すことで、大学の運営のための財源に充てているそうです。
これだけだとせっかく良い成績を残した生徒が損だと思われますよね。
しかし、オーストラリアでは大卒はエリートとされ収入が良い仕事に就きやすい傾向にあるため、そこに税の徴収システムの工夫がされているのだそうです。
三つ目は、ヨーロッパ各国の“犬税“です。
人に対して住民税が課せられるように、ヨーロッパの国々では犬に対しても税金を課せているそうです。
安易に犬を飼って放棄したり虐待したりというような問題を防ぎ、飼い主に責任を自覚させるという役割が含まれています。
私は最初に、人間の無責任な行動のせいで悲しい思いをする犬や猫などがこの日本でも絶えないので、すごく良いシステムだと感じましたが、もしこのシステムを日本にも導入したとしたら、犬や猫を飼うハードルがさらに上がる事で飼える人が限られてしまい、日本人の慎重な国民性も相まって犬や猫がさらに遠い存在となり出会いが減ってしまうのではないかとも思いました。
こうして見ると、世界には様々な税金があることがわかりましたがそれぞれがどの国にも当てはまるわけではなく、各国の特徴から生まれているのだとわかりました。
ほんの少しですが、税に対して身近な考えを持つ事ができました。
世界にはまだまだいろいろな税があるので、ご興味がある方は是非調べてみてはいかがでしょうか?