袴の歴史
2021/03/24
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの森 真優香です。
3月のこの時期は卒業シーズンですね。
街中でも袴姿をちらほらと見かけては懐かしく学生時代の記憶が蘇ります。
なぜ卒業式に袴を着る風習ができたのでしょうか。
袴は古墳時代から、存在していたようなのですが、当時は男性の衣装として発展をし、平安時代には貴族階級が礼装として着るようになったようです。
その後、江戸時代までは正式な場で着用するものとして扱われていたようなのです。
明治時代、袴は女学校で制服として採用され、教師も袴を着ていました。当時、高等女学校への進学率は低く、当時の女学生は、いわば特権階級でした。「学ぶことができる女性」という身分の象徴であり、多くの女子たちのあこがれだったようです。
その後、学校の制服として袴を着ることはなくなりましたが、女性が学ぶ象徴として卒業式で袴を着る習慣が残ったのです。
いまでは袴の着こなし方や卒業式のおしゃれとして楽しみに着られる方が多く、このような歴史があり、今の風習ができている事を知らずにきている方が多いと思います。
私も今までそんな事を気にもせず、そういうものだと思い過ごしてきました。
他にも目を向けると歴史があったり意味があるものをそういうものだと認識してしまってる事が多くあると思います。
もっといろんなことに目を向けて意味を理解していけるよう視野を広げていきたいと思います。