桜の歴史
2021/03/22
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
3月も残すところ1週間弱となりましたね。春を迎え、綺麗な桜が咲く華やかな季節になりました。今年は例年より少し早めに開花していますね。毎年桜を見かけると一年が経過したことを実感します。
卒業式や入学式、入社式など何かとイベントの多い3月と4月ですが皆さんが待ち望んでいるイベントといえばお花見ではないでしょうか。今年も残念ながらコロナの影響で自粛している地域や縮小して開催する地域がほとんどです。それでも地域のアンケートを見ていると何がなんでも花見をしたいという方もいるそうで少し驚いています。
そんな日本の大きなイベントの一つである花見が行われるようになった理由が気になりますよね。
古来の日本ではサクラという言葉を田の神様、神霊の座る場所として使われていました。諸説ありますが、稲は気温が15°に満たない時期に田植えを行っても育ちません。対して桜は気温が15°以上になると開花し始めます。そのため昔の人々はこの桜の開花が一つの田植えを行う基準としていました。稲を実らせてくれる合図になる神聖な木を桜とし、農民の人々は田の神様(サクラ)に豊作を祈って毎年、桜を見ながら神に感謝して宴を行ったのが起源ともされています。こんな歴史のある行事が今になって形を変えながらも残っていることは素晴らしいことだと思います。
こうした背景を知っておくとより一層お花見を楽しめますね。生きている中で必要な稲の豊作を祈るなんてことは一度も考えたことはなかったので、大体的に花見ができるようになった時に桜への想いを持った上で次回から宴会に参加したいと思います!