涙活
2021/03/08
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの正木穂高です。
今回は「涙活でストレス発散!」についてお話をしていこうと思います。
皆さんはまず「涙活」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「涙活」というのは意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動のことを示します。
泣ける映画や音楽、朗読などを見たり聞いたりして自ら能動的に涙を流して脳をリラックスさせるための活動です。
最近泣いたのはいつだろう?と考えた時に思い浮かぶ瞬間は出てくるでしょうか。
映画などで感動して、涙ぐむことはあっても、号泣することは年に数回あるかないかだと思います。涙というと、悲しいとき、辛いときに流すものというイメージがありますが、その中でも1番ストレス解消になるのは『感動の涙』と言われています。
そして、涙の役割は大きく分けて3つあります。
・基礎分泌の涙(目の機能の保護)
・反射の涙(外部からの刺激)
・情動の涙(感情が昂る)です。
3つの内の情動の涙(感情が昂る)に『感動の涙』が含まれていて、情動を上下させることがストレス発散にとって凄く良い刺激を与えてくれます。
そこから様々な効果が期待できるのですが、その効果について紹介していきます。
①心のデトックス効果
慢性的なストレスは心臓発作のリスクを高めることや脳に損傷を与えて消化器官の潰瘍や緊張性頭痛、偏頭痛などの疫病に繋がります。
涙にはコルチゾールというストレス成分を低下させる作用があります。
コルチゾールは別名でストレスホルモンと呼ばれており、心身の健康に悪影響を及ぼします。なので涙にはこのホルモンを排出させる効果があるので心のデトックス効果が期待できます。
②リラックスした状態になる
副交感神経を優位な状態にしていくことに役立ちます。副交感神経とは「休息の神経」とも言われていてこれが活性化すると血管を広げて脳の血流が良くなるので身体がリラックス状態になります。よって涙を流すことは眠るのと同等レベルでのリラックス効果が期待できるのです。
③マンガンの低減
体内のマンガンのレベルが上昇すると人は攻撃的や怒りっぽくなり不安感と関連して一定量を超えて蓄積するとうつ病になるリスクが増える物質です。泣くことでこの余計なマンガンを排出する効果があります。
④安眠効果
精神の安定や安心感、平常心、頭の回転をよくして直観力の向上や脳の活性化による脳内物質であるセロトニンの分泌も増やすことができます。
⑤痛みの緩和
涙の中には苦痛を和らげるエンデルフィンというホルモンを含んでいます。
エンドルフィンの鎮静作用はモルヒネより大きいと言われており、痛い時に涙を流すことは理にかなっているのです。
以上のことがあげられます。
涙の需要性を少し紹介させていただきましたが、最近では大人数で参加してみんで泣くというイベントもあるみたいです。
最近ストレスが溜まってるな〜や精神的にしんどいな〜と感じている方はぜひ一度、試してみてください!!