夢中になれるもの
2021/03/07
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。
皆さんは日々愛着というものを感じることはありますか?
私は学生時代は野球をやっていたこともありグローブや革の製品に愛着を持っています。特にレザー独特の上品な香りがたまらなく好きです。使えば使うほど良い色に変化していくところも魅力的ですよね。私は特に歴史を感じられることに心が惹かれるということに最近になって気づきました。
先日あるニュース記事を呼んでこの愛着というものがいかに大切かを再認識することができました。コロナ禍によって家庭での時間が増え、児童虐待やネグレクト(育児放棄)の件数が全国的に増加傾向にあるというものです。私自身はまだ子育て経験もなく、踏み込みずらい問題ですが、これから子育てをやっていく世代の方々にはぜひ知っておきたい問題でもあります。
あるイギリスの精神学医はアタッチメント理論というものを提唱し、子育ての際に正常的な精神発達を行うためには親密な関係にある養育者が最低一人以上は必要であると訴えています。
赤ちゃんが発育していく過程で泣いたり、笑ったり、叫ぶことは養育者へのアピールです。おもちゃ屋さんで泣いて駄々をこねるのもその一つの行為です。私たち成人もそうですが、職場や家族の方に無視し続けられたり相手とコミュニケーションを取れなくなると精神的にかなり辛いですよね。
私たち人間は危機を感じたときには周りに助けを求める行為が本能的に備わっています。特に子供はかまって欲しいという気持ちは抑えられないということです。
何か一つでも熱中できるものがあれば泣いたり、叫んだりすることは少なくなります。例えば、絵を集中して書いている時やスポーツに没頭している時に発狂したりするお子さんはほとんどいないと思います。私たち成人も同じように趣味に没頭したり、好きなものに愛着がわくようになると他のことを忘れ、ストレスが軽減して心は満たされやすい状態になります。
毎日の長い労働時間の中で終始集中し続けるのは無理があります。前述で挙げた虐待などの原因の一つに職場でのストレスが大きく関わっています。ストレスを溜めないように働くというのは難しいですが、プライベートと上手くセパレートして生活していく術を持っておくことが大切なのではないでしょうか。
そのために今から何か熱中できるものや一つのことに打ち込めるものを探しておくと良いですね。個人的には健康であるために必要な運動を取り入れることがおすすめです。すぐに思いつく腕立てやスクワットといった筋トレだけでなく、20分ほどのウォーキングやジョギングも立派な運動です。これらの運動もストレス値を軽減させられることもわかっているのでぜひ検討してみてください。日々のQOL(生活の質)を向上させてより良い暮らしを手に入れましょう!