お風呂
2021/02/13
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの正木穂高です。
早速ですが皆さんは毎日シャワーだけではなくお風呂にゆっくり浸かれていますか?
ある統計データでは
・毎日入る→77.2%
・週に3〜4回→11.1%
・週に5〜6回→5.4%
・週に2回→2.7%
・ほとんど入らない→2.0%
と出ておりました。
私はてっきり半分ぐらいの方しかお風呂に入っていないのだと思っていましたが、7割を超えて入っているデータを見て、少し驚きました。
そこでご存知の方もたくさんいると思いますが、お風呂を入ることでのメリットやデメリットについて調べてみました。
メリットとして大きく取り上げられていたのが「温熱効果」です。
温かい湯につかることでまずは、身体の表面が温められます。
血液は身体の表面近くで温められるのですが、よって血液が温まることで全身の血管をその血液が巡るので身体全体が温まってきます。そして血管が広がって皮膚だけでなくて全身の血行促進に繋がります。
この状態が出来上がると血液によって全身の隅々まで酸素や栄養分が運ばれるようになり、身体に溜まっている老廃物や二酸化炭素などの無駄なものが運び出され、体外に排出されます。つまり、新陳代謝が活発になって身体はリフレッシュされます!
入浴すると疲れが取れてスッキリするのはこうした作用によるものだと考えられています。
また、身体が温まると筋肉は緩んで関節の緊張が和らいできます。例えば、肩こりでは僧帽筋という肩や首周りの筋肉が緊張することによって凝り硬まってしまうことによるものですがお風呂にゆっくり浸かると、この筋肉の緊張が和いで肩や首こりが緩和してくる効果も期待できます。
身体がゆっくり温まると、脳的にもリラックス効果が生まれて交感神経を抑え、副交感神経を優位にしていくことにも繋がります。
ただし、こうした温熱効果は一定の温度以上で一定の時間入浴しないと得ることはできないそうです。
具体的には40℃のお湯に肩まで浸かる全身浴で、10分が目安です。湯の温度は少なくとも体温より高い38℃以上でないと体温は上がりませんし、時間が短すぎても血行の促進はあまり期待できません。
逆に湯が熱すぎたり、長く入りすぎると逆効果なので注意しましょう。
デメリットは長く入り過ぎることでの「脱水症状」「肌が乾燥しやすい」「寝つきが悪くなる」といった問題が生じることです。
しかし、入る時間やタイミング、質などがうまくいけばデメリットが生じることはありません。
こうやって普段の日常の中で一工夫するだけで「健康な身体づくり」「動ける身体づくり」を目指していく上での術となります。
自分の身体にあった生活スタイルを構築し、続けて行うことが成長につながると思うので、自分自身も再度、自分の取り組みについてお風呂で考えなおそうと思います。