食べ物の流れ
2018/08/09
こんにちは!
大阪、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。
先日の「五大栄養素」のブログはご覧いただけたでしょうか?
それぞれの栄養素について詳しくご紹介させて頂く前に、「食べ物が身体の中でどの様な流れで取り込まれていくのか」についてお話させて頂きます。
皆さんは、「身体の中」と「身体の外」はどのように区別していますか?
「胃」は身体の中、身体の外どちらに区別しますか?
様々な理論や考えがあると思います。
私は、学生の頃にスポーツ栄養士の先生から、栄養学の面では「胃は身体の外という区別になる」という事を教わりました。
「身体の外」とは「皮膚や粘膜を突き破らないで到達する部位」です。(口、胃、大腸など)
それに対し、「身体の中」とは「皮膚や粘膜を突き破って到達する部位」です。(筋肉、骨など)
上の図でいうと、色のついている部分(消化器官)は身体の中と思われがちですが、実は、身体の外という区別になります。
色のついていない(肌色)部分が、身体の中です。
これか食べ物の流れをご紹介する上で、この「身体の中」と「身体の外」の区別は、しっかり理解して頂きたいです!
それでは、「食べ物の流れ」についてご紹介します。
食べ物が口に入ると、「消化」→「吸収」→「運搬」→「代謝」→「排泄」という流れで身体へ取り込まれていきます。
もう少し詳しく見ていきましょう。
消化・・・食べ物を消化酵素によって処理して、吸収しやすい大きさに分解すること
吸収・・・栄養素が身体の外(腸管内)から身体の中(血液やリンパ)に入ること
運搬・・・体の中に吸収された栄養素が、身体の各組織(筋肉や骨)に入ること
代謝・・・生命の維持のために行われる、身体の中の化学反応
(化学反応=有機物質を分解することで得たエネルギーを使って、身体に必要な組織を合成、分解すること)
排泄・・・老廃物を身体の中から身体の外へ出すこと
少し難しい言葉もありますが、食べ物は口に入ると、この様な流れで身体へ取り込まれていきます。
皆さんの身体は、食べ物から作られています!
健康な身体を作る為には、運動と合わせて、バランスの良い食事が欠かせません!
「身体の中と外」、「食べ物の流れ」ご理解いただけたでしょうか?
今回の「身体の中と外」「食べ物の流れ」を踏まえて、それぞれ栄養素についてご紹介していきますね!