コラム AWAKES COLUMN

教える立場

2021/02/11

こんにちは。

大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるコンディショニング、ファンクショナルトレーニング特化型のパーソナルジムAWAKESの石原光彩です。

正月を開けてからあっという間に2月になりました。1〜3月は行く、逃げる、去るということわざがあるように毎年すぐに時が過ぎ去って行くように感じていますね。2月は日数も少ないのでより気を引き締めて日々を過ごしたいと思います。

先日お客様との会話の中で普段気にもしなかったようなワードに疑問を持つ場面がありました。私はいつもは石原さんと呼んでいただくことが多いのですが、ある方からいつも「先生」と呼ばれていることに気づきました。不思議と気も引き締まった瞬間でした。

思い返すと整骨院に勤めていた時には患者様から先生と呼ばれていたことを思い出し、当時は全く違和感を感じませんでしたが、そもそも先生と呼ばれることに基準があるのか気になりました。おそらく皆さんも初めて先生と呼んでいたのは習い事を教えてくださる先生や学校の先生ではないでしょうか。私たちの職業と共通する点は相手に対して教える立場にあるということです。これまで先生と呼ぶことに疑問に思うことはありませんでしたが、特別な資格は必要ないことを知って驚きです。

広辞苑にも学徳に優れた人や指導的立場にある人のことをさすとしか記載されていません。私たちはトレーニングを指導する立場にあたるので先生と呼ばれることもあるということです。これまでそんな自覚を持っていなかったことに反省しています。

一方、師範と呼ばれる人は立派な資格を有しています。師範とはよく武道の世界でよく耳にするワードですがお弟子さんも何百人と抱えている方もいたり、本当の教育や指導を行うプロということになります。私たちトレーナーは師範と呼ばれるように指導においての資格は持っていませんが、指導を行うプロだということに変わりはありません。師範と呼ばれる方が修行をするように相手に伝える前にまずは実体験を踏まえて、いい結果が出ることを理解して上で指導に当たりたいと思います。

先生と呼ばれることには様々な定義が存在するかと思いますが、今回のことを受けて改めてプロフェッショナルというものを見直すきっかけとなりました。今後は先生と呼ばれても自分に驕ることなく、技術や実力足らなさを補うためにも各界の指導のプロのあり方を研究しながら日々仕事に取り組んでいきます!

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