振り返ってみること
2020/12/06
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの中原花音です。
最近、お客様のトレーニングを担当させて頂いている中で、よく感じることがあります。
それは、「振り返ってみることの大切さ」です。
なぜ、私がこのように感じたかというと…
先日、久しぶりに担当させて頂いたお客様の身体の状態がすごく良くなっていたので、そのことをお客様に伝えたところ、
「そう?良くなってる?」
と、変化にきづかれていませんでした。
しかし、
「以前、この種目できなかったの覚えていますか?」
とお伺いしたところ、
「確かに!知らないうちにできるようになってる!」
と、身体の変化に気づき喜んでくださいました。
こちらのお客様は、出来なかったことが出来るようになっている今の状態が、当たり前になっていたのです。
定期的に来てくださっているお客様の身体は、少しずつ良くなっていきます。
そして、それが当たり前になってくるので、なかなか気づかないことが多いのです。
痛みがある方は分かりやすいのですが、そうでない方は、以前の自分と比較することで、身体が変化していることに気がつくことができます。
だから私は、時々振り返ってみることは大切だなと感じています。
そして、トレーナーがそれをお客様にきちんと「気づきの場」として、伝えることが大切です。
以前、先輩の鈴木トレーナーに教えて頂いたのですが、「認知すること」は、身体の変化を維持するために非常に大切なことです。
身体は「可塑性」といって、もとに戻ろうとする性質があります。
もし、トレーナーや周囲の方から、「姿勢が良くなった」「身体が柔らかくなった」「動きが良くなった」など、言ってもらっても、自分自身で感じていなかった場合、「可塑性」によりもとに戻ろうとします。
しかし、自分自身で変化を認知できると「これがいい状態だ」と脳が認識してくれるので、その状態を維持しやすくなります。
よくあるのが、マッサージやストレッチをしても、その時には気持ちがいいけど翌日にはまた戻ってしまっているというケースです。
皆さんは、このような経験はございませんか?
マッサージやストレッチの効果を更に良くするためには、ほぐれた身体で適度な運動をすることです。
そして、その時に、いつもの身体の動きを振り返って比べてみることが大切です。
このときに、「いつもより動きやすい」ということを認識できると、身体のいい状態を保ちやすくなります。
トレーニングをされている方は、身体がいい状態になってきていることが、当たり前になっており、気づかないことが多いと思います。
時々、振り返って以前の自分と比べてみて下さい!