安全第一
2020/11/21
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。
今回は工事現場でよく見かける、”安全第一”という言葉にはどんな意味があるのか気になったのでご紹介します。
皆さんも街を歩いていれば当たり前のように目にする文字だと思います。どこにでもある定型化されたスローガンですが、私はいつも危険な場所なんだと認知できるのでとても大事な言葉だと感じています。
この”安全第一”という言葉のきっかけはアメリカのとある鉄鋼工場で生まれたものです。当時の社員は毎日とにかく労働時間や環境の管理はなく、生産性を上げることだけを掲げて日々働かされていました。
そうすると労働災害(仕事中の事故)が後を絶たなくなり、やむなく安全第一を掲げるようになると労働災害はどんどん減少し、結果生産性も上がり会社は大成功を収めました。
それから日本でも安全第一、品質第二、生産第三を取り入れるようになり、どこでも見かけるスローガンとなりました。つい目先の結果を得ようとすると生産性ばかりを求めてしまいますよね。私自身も過去に体調管理ができなかったことで苦い思い出があるので再度体調管理の徹底を意識付けられました。特に個人事業主であれば身体が資本なので体調は崩せませんね。
かの有名な稲盛和夫氏も「安全なくして会社なし。利益なくして安全なし。」と言葉を残しています。
やはり会社を経営だけに限らず、まずは身の安全・管理が大事ということですね。毎日身の回りでなんとなく目にするものにも色んな背景があり、まだまだ学べる材料が転がってそうです。
11月中旬以降、本格的に冷え込みそうなのでまずは身体を万全の態勢にしてから年末の仕事に取り組みましょう!