美化語
2020/11/10
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの田中です。
11月に入り、2020年も残り1ヶ月半程となりました。
本当に一年が早い気がします。
私も社会人になり2年目となりましたが、まだまだ勉強不足な事ばかりです。
特に大きく違いを感じるのは言葉遣いです。
敬語を始め丁寧語や謙譲語などの、学生時代に授業で習ったことが今社会人になってとても大切だと感じています。
その中で、みなさんは「美化語」というのをご存知でしょうか?
意味としては丁寧語に分けられ、丁寧さや上品さをあらわすために使う言葉で、
相手の“もの“や“こと“をあらわすときに使います。
まず美化語の原則としては、
和語には『お』を、漢語には『ご』をつけます。
例えば和語だと、お名前、お話、お気遣い
漢語だと、ご都合、ご協力、ご友人
などの使い分けになります。
しかしそういった美化語も、使うことを意識しすぎてしまい誰に対して丁寧に話しているのか分からなくなってしまうので注意が必要です。
「これは私のお荷物です。」
これは、明らかに違和感を感じますよね。
しかし、
「お帰りのお時間はおわかりでしょうか?」
これはどうでしょうか?
全て相手に対しての丁寧語となるため間違っているのか微妙に分かりづらいですが、これも間違いです。
正しくは
「お帰りになる時間はご存知でしょうか?」
となります。
なんでも「お」や「ご」をつけてしまうと逆に相手にとって回りくどい言い方になってしまいます。
社会人としてとても初歩的なことですが、こんな小さなことも知らなかった自分が恥ずかしいと思いました。
また、自分が知らないうちに相手に対して失礼なことをしてしまうのが、私は一番怖いと思います。
そのため、自分自身の成長のためにもっと勉強していきたいと思います。