構造の違い
2020/09/15
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。
最近は気温の方も落ち着き、朝夜もようやく過ごしやすい気候になってきましたね。
皆さんは毎年秋の時期はどのようにして過ごされていますか?
食欲の秋ということもあり、つい食べすぎてしまうので特に体調管理が必要ですね。心地の良い秋の季節を感じながらジョギングやランニングで汗を流すのはとても気持ちが良いものです。
本来であればこの時期は全国各地でマラソンイベントが開催されています。楽しみにされていた方も多いかと思いますが今年は来年に繋がるように独自で楽しむ方法を見つけられるといいですね。
私はマラソン競技といえばケニアやエチオピアなどのアフリカ地方の選手が1番初めに頭に浮かびます。毎回オリンピックや国際大会では上位を総なめしています。
なぜあんなにも早く走れるのか疑問に思ったことはありませんか?
テレビでアフリカ人選手を見ればすぐわかりますが、日本人と比べて圧倒的にアキレス腱が長いですよね。実はこの腓腹筋・アキレス腱の構造に理由があります。
様々な研究でわかっているのがアキレス腱が長いことで力を生むために必要なモーメントアームが長くなり、効率的に力を発揮できます。バネがあるような走りというのはこのことです。
それによりランニングエコノミー(走る効率)を上げて走ることができます。中でも一般のアフリカ人よりも一流マラソン選手の方がランニング中の腓腹筋(ふくらはぎ)の筋活動が少ないこともわかっています。
なので沢山走っても消費エネルギーが少なく、無駄なふくらはぎの疲労を抑えながら効率良く走れることが早さの秘訣でもあります。特に競技や趣味でランニングをしていてアキレス腱痛や張りが強い症状がある方は過剰にふくらはぎを使いすぎているかもしれませんね。
世間でよく耳にするアキレス腱の長さだけが走りに影響しているわけではありません。他にも肋骨や骨盤の構造や機能が大きく関わっています。私たちAWAKESでは人間が本来もっている能力を目覚めさせ、さらなるパフォーマンスの向上に導いています。身体の構造を理解し、自分にあったセルフケアやトレーニングを実施することで怪我の発生を予防して生活や競技に取り組むことができます。是非一度、体験トレーニングにお越しください!