ブルーライト
2020/09/03
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの正木穂高です。
今回は「ブルーライト」についてお話させていただきます。
早速ですが、皆さんの中でブルーライトと聞くとスマホやパソコンからの光のことを想像するのではないでしょうか。
もちろんそれも正解です。
しかし、もう少し詳しく説明すると光には波長(人の目で見える可視光線・見ることができない不可視光線)とがあります。
波長が短く目に見えないのが、紫外線で波長が長いのが赤外線です。
その中のブルーライトは紫外線の次に波長が短い特徴があります。
波長が短いと強いエネルギーを持つとされていて人の身体にも強い悪影響を及ぼしてしまっています。
では、実際にブルーライトは身体にどんな影響があるのか。
実はブルーライトは太陽から放出される光です。
エネルギーが強いため、たくさん浴び続けるとシミ・シワ・白内障などの症状が引き起こされやすくなります。
そして、目の角膜や水晶体を透過して網膜まで刺激が加わります。
これが目に悪いのではないかと思われがちですが、体内時計を整えるという重要な役割を担っているのです。
人は体内時計により作り出されるリズムがあることで朝になると目が覚めて夜になると眠たくなります。
この体内時計は25時間あるとされていてこの1時間のズレを調整しなければ生活のリズムが狂ってしまいます。整えるためには食事や通勤・通学などが決まった時間に決まったことをする習慣も大切ですが、朝起きて太陽から放出されるブルーライトを浴びることも体内リズムを整える助けをしてくれます。
しかし、今の世の中では人工的にブルーライトを放出する物が増え過ぎてしまっています。
代表的にはスマホやパソコンなどがあげられます。
これらの光の源であるLED(Light Emitting Diode)発光ダイオードがブルーライトを放出しています。
LEDは蛍光灯とは違って青色波長の光が使われています。
青色光は波長が短く、エネルギーが強いため眩しく感じたり目がチカチカしたりすることがあります。
昔とは違って現代では上記のような物がたくさん存在し、誰でも手軽に扱えることからたくさんの人の身体に様々な影響を及ぼしてしまっています。
皆さんは寝る直前までスマホやゲームを行なっていませんか?
どのくらいの量のブルーライトを浴びると影響が出るかはっきりはしていませんが、人々の日常生活に支障が出始めているのは事実です。
目への過剰な刺激によるドライアイ・目のかすみ・焦点が合わない・目の疲れ・肩こり・頭痛などを訴える人も多くいます。
年齢を重ねるにつれて加齢黄斑変性症という視界がぼやけたり歪んで見える疾患の発症も増えてきています。
人間が本来、浴びるはずもなかったブルーライトを夜間も浴び続けることは先述にもあるようにいろんな悪影響を身体に及ぼし、健康を退ける一つになってしまっています。
なので、なかなか現代では難しいかもしれませんが目や身体に影響を及ぼす機器を使う際はブルーライトカットメガネをかけるや疲れを感じたら一度、目を休めるなどの対策をしていきましょう。
ちょっとした工夫や心遣いが将来の自分の身体に良い影響を及ぼしていきます。
一人でも多くの方に健康になっていただくためにもこういったところにも気を配り、健康になるための原因追求をしっかりしていきたいと思います。