ある行動から
2020/09/01
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの田中です。
最近のニュースで、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手がある事件によりテニスのツアー大会を棄権発表されたという事がありましたね。
それは、アメリカのウィスコン州で黒人男性が警察官から銃で背後を撃たれるという事件です。
この事件を受けて大坂選手はTwitterにこのようなメッセージを配信しました。
「私はアスリート以前に黒人女性です。黒人女性としてテニスをする姿を見せるよりも、もっと重要な事柄があるように感じます」
そして大坂選手の棄権の発表により、大会側が試合を延期。
そしてテニス界だけでなくNBAやメジャーリーグでも試合の延期やキャンセルがあったそうです。
この出来事により、私はある映画を思い出しました。
それは「42〜世界を変えた男〜」という映画です。
この映画はアフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンという方の実話が元になった作品です。
タイトルの「42」という番号はロビンソンが付けていた背番号で、現在アメリカ・カナダの全ての野球チームで永久欠番となっているそうです。
スポーツ界にはこうして素晴らしい歴史があり様々な国の人々が繋がっているにも関わらず、その反面アメリカやその他の国では人種差別が根強く残っています。
あるコメンテーターが、日本は世界でも珍しく差別がほとんどない国のため、こうした人種差別に関した事件を見てもどこか他人事だと思ってしまうと言っていました。
私は今回の大坂選手の行動から、
人種差別を無くそうという大きな事は言えませんが、大坂選手のように誰かが声を上げることによって差別がない私たち日本人にも関心が向く事が大切なのではないかと思いました。