寒冷ストレス
2020/08/26
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの正木穂高です。
今回は「寒冷ストレス」についてお話させていただきます。
日本各地では猛暑が続き、8月17日には静岡県浜松市で国内最高気温と並ぶ41.1度を記録しています。
室内での暑さ対策として代表的なエアコンや空調システムですが、皆さんの会社や自宅で
・冷房が寒すぎる
・同じ部屋でも暑いところと寒いところがある
などを感じた事はないでしょうか。
人間の身体は寒暖の差によってストレスを感じやすいです。
体温の調節をする自律神経の乱れが起こり、不調の原因になることもあります。
これが夏の「寒冷ストレス(冷房病やクーラー病)」と呼ばれるものです。
私たちの身体は冷えを感じると筋肉や血管が収縮し、体内の熱が失われるのを防ごうとします。
逆に暑さを感じると皮膚近くの血管が広がって汗をかいたり筋肉を緩めて熱を逃す働きがあります。
気温に身体が慣れるまでは2週間かかる為、その間の体調管理に注意していれば、自然と身体が環境に順応し、余計なストレスがかかることは少ないです。
ですが、現代の環境では過度な空調設定や室内と外気との温度差によって身体が気温差に順応できず反応をし続けてしまっている為、寒さを感じ手ストレスが溜まる→「寒冷ストレス」に繋がってしまいます。
「寒冷ストレス」が引き起こされることによって頭痛・腰痛・生理痛の悪化などの様々な問題が出てきます。
さらに、自律神経の乱れが大きくなると不眠や疲れやすいなどの症状も出やすくなってきます。
これらの問題があることによって仕事のクオリティや私生活の質が落ちてしまっている方は凄く多いです。
このようにならない為にも室温の測定やサーキュレーターを利用して温度のムラを減らすなどの環境への工夫をすることが必要になってきます。
コロナウイルスの関係もあって空調をつけながら換気をしている会社や自宅も多いと思います。
換気をすることで空気中の飛沫に含まれるウイルスが屋外へ出ていくので、ウイルスを吸い込む量が減ってリスクが軽減すると言われています。
クーラーをかけているのにあんまり涼しくないかもしれませんが、この時期は我慢して感染リスクの少ない環境を作っていくべきだと思います。
AWAKESでもクーラーをつけた状態で、窓を全て開けて常に換気を行なっています。
空気清浄機やアルコールも完備し、対策をし過ぎているぐらい行なっております。
なので、少しでもお客様が安心して運動ができるようこれからもさらなる注意を払っていきます!