〝絵本〟一言で伝える
2020/06/12
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森 真優香です。
先日、先輩の犬伏トレーナーより研修をしてもらった時のことです。
私はいつも報告、相談をするときなど話し方が下手な為、メモに書いて頭の中で練習する為、人一倍時間がかかってしまいます。
しかし私の話はそもそも〝長すぎて聞けない〟と言われることがあります。
結論から話すことを意識しているもののどういう順序で話すべきなのかを犬伏トレーナーに相談したとき、「〝伝えたいことが何なのか〟が自分の中に決まってないから話が長くなるのではないか。簡潔に伝えるには絵本を読んでみたらいいんじゃない?」とアドバイスをもらいました。絵本には厳選された無駄のない一文のみが書かれていて、1ページ毎にシーンを表したり、一瞬で物事の変化を伝えたりしているということでした。
本日は休日をいただいていたので、久しぶりに絵本というものを何冊も読みあさってみたのですが、「絵本ってこんなに面白かったかな」と思いながら気づけば1時間程色んな絵本をいきあたりばったり読んでいました。
その中で私が1番印象に残った絵本は〝だめよデイビット〟というデイビットへお母さんが片付けをしないとだめよ、家の中で野球をしたらだめよ、あんなことをしたらこんなことをしたらだめよ、とデイビットへ伝え、最後はデイビットが家の中で野球をして花瓶を割ってしまい、お母さんが慰めるというような話なのですが、一見、お母さんは厳しいことばかりデイビットへ言ってるようですが、すべてデイビットのためだったというのが、最後の一ページでわかります。
この一言一言に込められた思いや、想像が膨らみ、小さい時に読む時よりも絵本の内容の深みを感じました。
たった一言、一言で場面が想像でき、なにを言いたかったのか考えさせられ、私が絵本を書こうとしたらきっと、だらだらと長い文章が並べられるだろうな、と絵本の素晴らしさと、難しさを感じました。
こんな一言で、伝わる言葉の選び方を考えて日々練習しようと思います。