こんにちは！

大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの平井　晶大です。

今回のコラムのテーマは「整理」です。

皆さんは忘れる事は、悪い事だと思いますか？

もちろん忘れる事が悪い場面もありますが、全てがそういう訳ではありません。

良いアイデアや発想が思い浮かぶ人は、だいたいこの忘れる能力が優れています。

今の社会は、頭が良い＝頭に情報がたくさんあるという考えに偏りがちですが、決してそうではありません。

いくら情報がたくさんあったとしてもそれを活かせなければ、全く意味がないです。

頭を倉庫に例えると、ものをパンパンに詰め込んでいる状態では上手く必要なものを取り出す事が出来ません。頭も同じで、忘れないように記憶しているだけでは効率よく脳を働かせる事はできなくなります。

人間の頭は、倉庫だけの役割ではなく、新しい考えを生み出す工場の役割もしていかなくてはいけません。

そのためには不必要なものは忘れて、常に頭を整理しておく必要があります。忘れる事は主に寝ている時に行われるので、寝不足になる事なく、しっかりと睡眠をとる事がとても大切になります。

新しいアイデアを生み出したいときや、情報量が多いと感じた時には忘れるという観点も持ってみてはいかがでしょうか。

参考文献:

ちくま文庫　思考の生理学より　　著作：外山滋比古