オールドルーキー
2020/05/17
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森 真優香です。
前回のブログで休日に映画鑑賞をした話をシェアさせて頂きました。
今週の休日も1本の映画鑑賞をする事にしました。
今回はオールドルーキーという映画を見ました。
この映画はメジャーリーグベースボールに史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスの実話を基にした映画です。
ジム・モリスは子供の頃からメジャーリーガーとしてマウンドに立っている事を想像して雨の日も雪が積もる日も野球の練習に励んでいました。
しかしジム・モリスのお父さんの仕事は海軍だった為、基地の移動で引越しが繰り返されており、15歳頃にはその当時野球というスポーツと無縁のテキサス州に異動するのです。
その為高校では野球ができず、大学進学後にはマイナーリーグで活躍するほどの選手になったが、肩の怪我によりメジャーリーガーの夢を諦めたのです。
そして35歳になったジム・モリスは教師をしながら、野球チームの監督として働いていた時のことです。
そのチームは地区大会を1勝もできず、決してやる気があるとは言えないチームでした。
しかしある日を境に生徒たちが地区大会優勝を目指しはじめる事に。
それはジム・モリスがとてつもない速球を投げれる監督である事を知ってからです。
ジム・モリスがボロ負けになった試合の後、夢はあるのかと生徒たちに語りかけた時、生徒がジム・モリスがメジャーリーガーになる為の入団テストを受ける事を勧めるのです。
そこで、地区大会優勝ができたらジムモリスが入団テストを受けに行く事を約束するのでした。
そこからのチームは1つの目標に向かい、見違えるほど団結し、1つ1つ勝利を重ね、やがて地区大会優勝を果たして、ジムモリスが入団テストを受けに行く事になるのです。
入団テストでは、片手に数えるほどの人数しか投げることのできない156kmという速球が評価され、マイナーリーグからスタートするものの、周りからは「おっさん」と罵声を浴びせられる事も。
家族と離れ離れの生活などの苦しみなどから、心が折れそうになりながらも、最後まで夢を追い続け、やがてメジャーリーガーとしてマウンドに立つ事が叶うという話です。
私はこの話を見て、どんなチームであったとしても、目標や、目指す方向が明確になっていれば本来持っている力を最大限に発揮する事ができるという事と夢は心の中に秘めるのではなく、追い続けると叶うという事。その為、その瞬間には自分がするべき事を考え何かを犠牲にしなくてはいけないという事を学びました。
この映画から自分が本当にやりたい事、なりたい事に突き進む為に軸を持っていることの大切さを感じました。
今年は夏の大会甲子園が中止になる可能性もあるそうですが、高校球児たちは先のステージでも夢を追いかけ続けてほしいなと思います。
そして私自身も毎日、なりたい自分、トレーナー像を思い描き、なにをするべきなのか、そして何を自分の中から排除するべきなのか軸を持つ訓練をしていきたいと思います。
スポーツを通じて、私たちはたくさんの勇気やドラマを与えてもらっていると思います。
そんな私達も身体を動かすことで、皆様が健康になる事そして、選手が最大限にパフォーマンスを出すことができるよう全力でサポートしていきたいと思います。