口呼吸と鼻呼吸
2020/05/16
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森 真優香です。
新型コロナウイルス感染予防の為マスクは今や必須のアイテムです。
マスクをする事が習慣化してきていますが、この季節のマスクは特に、暑く苦しい為かふと気がついた時には無意識に口呼吸になってしまっていることが増えた気がします。
AWAKESの会員様なら呼吸トレーニングを行った事がある方がほとんどだと思うので、ご存知の方が多いと思うのですが、口呼吸は私達の身体にとってよくありません。
本来息を吸うときは鼻から吸い、鼻内部の毛が空気中のゴミを除去するフィルターのような役割をしてくれています。
ですが口呼吸は口腔はもともと食事をする為の器官な為、空気を浄化する機能はありません。
なので、口呼吸になってしまうと、直接体内にウイルスが入ってしまい、感染症になりやすくなります。
口呼吸になると口が開いてしまうことにより顎が下がってしまいます。
それにより頸部が前に突出する様な姿勢になります。
これは首肩周りに大きな負担がかかり肩凝りや首凝りの原因となります。
また口呼吸は鼻呼吸に比べて、効率が悪くなります。
その為、息を吸う回数が多くなり呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなることにより、本来呼吸をするときに使われる横隔膜という筋肉が働かなくなり、その代わりにその他の首、肩や腰が代償して息を吸い込もうとする為、腰痛や、肩凝りなどの慢性痛の原因となります。
また呼吸が浅くなると自律神経がコントロールできなくなると言われています。
自律神経には緊張しているときや、ストレス状態にあるときに働く交感神経とリラックス状態にあるときに働く副交感神経があるのですが、これが交感神経が優位になると言われています。
交感神経が優位になると、身体が緊張状態になり、慢性痛の原因だけでなく、精神のコントロールも難しくなります。
なので鼻呼吸で本来の正しい呼吸を習得することが、慢性痛の予防や疲れにくい身体に繋がります。
正しい呼吸とは一言で表すことは難しい為、今後もブログにて焦点を絞ってご紹介していけたらと思います。
私もまだまだコンディショニングについて勉強中ですが、学んだ事をみなさまにシェアできたらと思います。
無意識に普段行なっている呼吸ですが、日常的にストレスや生活習慣の乱れにより呼吸が乱れている方は多いです。
AWAKESでは姿勢改善や慢性痛の予防、パフォーマンスアップを目的とした方、あらゆる目的を持っているお客様に呼吸トレーニングを行なっています。