もも裏の事前準備とアフターケア
2020/05/03
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。
先日、生活日用品の買い物で外出することになったのですが少し不安になる出来事がありました。
買い物に向かう途中大きな公園を通り抜けないといけないのですが、こんな状況にも関わらず公園内の広場はたくさんの人で賑わっていました。公園の至るところに三密を避けるような看板が並んでいましたが、多くの方がピクニックや運動を楽しんでいました。隣同士の距離は2メートル以内になっているような密集度でした。
外だからといって油断はできませんね。公園以外にも人が密集しているエリアがあるので皆さんも所用で外出される際は用心して生活されているとは思うのですが、感染予防のためにも社会的距離を一定に保って生活したいものですね。
この公園を通りかかって目立ったのがスポーツやスポーツの練習をしている学生です。限られたスペースで様々な競技の学生たちが必死に練習していました。
その中でも特に陸上部の学生が多くみられました。本来、競技場のタータンやグラウンドをスパイクを履いて練習できるはずが、毎日硬いアスファルトの上をランニングシューズで練習する状況になっています。容易に想像できるのですが、いつもとは違った疲労感があるはずです。この硬い地面を走り続けることが足の慢性疲労(シンスプリント)や腰痛の原因となります。
環境変化によって気づかないうちに身体の疲労は溜まっています。なかなか競技場やグラウンドなど整った環境で練習ができない今、怪我や不調をきたさないような事前の準備とアフターケアが大切です。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、今回はシンスプリントや腰痛予防のための準備・ケアどちらでも行えるエクササイズをご紹介します。
主にもも裏(ハムストリングス)からふくらはぎ・足裏にかけてストレッチができるエクササイズです。
①つま先を段差に乗せて踵に体重を乗せ、背骨を真っ直ぐにします。(ストレッチポールではなくてもタオルで十分です。)
②なるべく膝を伸ばした状態でお尻を後ろに引くと同時に、肩を背中から指先が一直線になるまで挙げます。
このつま先を段差(マットでも可)の上に乗せることでより足裏からもも裏を効率的に伸ばすことができます。
やはり硬い地面をたくさん走ると足裏の負担が増え、足裏のアーチの怪我につながります。足底のアーチ(土踏まず)は地面との衝撃緩和の役割があり、これが低下することによってシンスプリントや腰痛の要因となります。そうなる前に事前にしっかり準備をしておきたいものです。
特に、練習環境の変化は身体の反応に大きく影響するので、今まで以上に入念な事前準備やアフターケアを行うことをおすすめします。
高校3年生にとってはもうすぐ最後の大会を向かえる時期なので一刻も早く収束してほしいものです。もう既に大きな大会が中止になってるようですが部活を引退するまで最後まで諦めず、競技をやり通せるよう頑張ってください!