距離感
2020/04/05
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの正木穂高です。
今回は私自身が感じた「距離感」について書いてみたいと思います。
今皆さんは新型コロナウイルスの影響を受けて家族で一緒にいる時間が長くなっている人も多いのではないでしょうか。
家族といれる時間は本当に限られていると私は思います。
私は2人兄弟で、4つ下に弟がいます。
現在は高校2年生でサッカー部員として活動しています。
幼い頃は一緒に出かけたり、遊んだりしていたのですがここまで大きくなるとただ生意気なだけに感じます。
私が何を言ってもめんどくさそうな顔をするし、何か誘っても多くのことは断られます。
しかし、サッカーをしようと私が誘ったら98%の確率で来るのは唯一、可愛らしいところです。
私自身に大した実力はないですが、弟の中では私がサッカーをしていることが偉大に感じたみたいで、真似をされたり私が指導することもたくさんありました。
弟にとって私はサッカーでは先輩のような感覚でやっていました。
そんな弟なのですが、最近何があったのか韓国のアイドルにどハマりしているようで、そのグッズで机の中がパンパンになるぐらい買い占めていました。
私自身がこういう感覚になったことがないので一切、理解することができませんでした。
ここらへんから少しずつ彼と自分の中で距離感ができてきたような気がしました。
私が一切触れることのなかったことに触れたことによって価値観や意識に差が生まれたと思います。
私が高校生の時は毎日が苦しくて1日1日を乗り越えることに必死でサッカーに夢中になっていたので、彼女もできたことがないし、遊んだ記憶もほとんどありません。
このような気持ちで過ごしてきた私だったので弟の行動を理解してやることが出来なくなり、以前まではサッカーに誘うこともランニングへ行こうと誘ったこともありましたが、一切なくなってしまいました。
少しのズレが捉える相手によって、ここまで距離感を感じるとは思ってませんでしたが、自分で経験すると凄く痛感しました。
このような体験からレベルや質にどれだけ違いがあっても持っている目標や目的がブレたり、他の物に気持ちがいかなければ、頑張っている姿を見てくれている人もいるし、評価してくれる人もいるといると感じました。
弟とのズレから私自身の仕事について考える日が来るとは思いませんでしたが、今自分の出来ることを理解し、出来ないことは周りに助けてもらったりして進めていくことで協調性が生まれて次に繋がると思います。
私の弟のようにたくさんのことに興味を持って知っておくことは必要かもしれませんが、軸がブレてしまうと周囲からの評価にも繋がってくるので、本当に今すべきことは何なのかを再度確認し、すぐに実行できるよう、これから心がけていきます。