自分の足で
2020/03/17
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。
つい最近靴を買う機会があり、久しぶりにスニーカーショップに行って気づいたことがあったのでご紹介します。
お店に入ってシューズを眺めていると早速店員さんがやってきて今人気のある靴だということで厚底のランニングシューズをおすすめされました。やはり流行っているものは日本と同じみたいです。
近年は画期的な靴がどんどん生産されています。特にこの踵の下に柔らかいクッションが入っていて長時間楽に歩くことができる厚底シューズは次々と発売されています。最近では箱根駅伝で物議を醸したナイキのランニングシューズもその一つです。この厚底シューズはクッション性に優れていて脚への負担は軽減されます。ですがこれを履いたからといって良い歩きができたり健康になれたりはしません。
例えば毎日2キロのウォーキングをしていてこのクッション性のあるシューズを履いてウォーキングをすればいつもより楽に歩くことができると思います。ですが裏を返すと脚周囲の筋腱や骨への刺激が減ってしまっているということです。クッション性のあるものに身体(脚)が慣れてしまうとその負荷以上の衝撃に筋腱や骨が耐えられなくなる可能性があります。この刺激が少なくなることが筋萎縮や骨密度の低下の原因にもなります。
もしかすると足底筋膜炎やアキレス腱炎で悩まれている方は足の感覚不良と関係しているかもしれません。全ての人が脚(足)だけの問題とは限りませんが特に足の裏の感覚というのは大きく関わっていると思います。
私自身、以前関わりのあったアスリートで足の傷害(怪我)の多い選手数名に足裏の感覚チェックを行ないましたが、見事に全員鈍い反応を示していました。この足裏の感覚機能を向上させることにフォーカスすれば裸足で砂浜の上や芝の上を歩いたり走ったりすることはとても有効です。
実際にAWAKESではキッズアカデミーというクラスを設け、子供達の運動能力向上にも尽力しています。毎回裸足で元気に芝の上を駆け巡っています。このアカデミーを受講された方からは走るのが早くなった、できなかった動作ができるようになった、集中力まで上がったという感想をいただいています。裸足で運動することが脳や神経伝達を活性させ、発育発達過程でとても良い影響を与えくれます。
私たちAWAKESは「動けるカラダづくり」をコンセプトに活動しています。動けるカラダということは健康でもあるということです。日々健康なカラダで生活するために芝の上を転がる、裸足での運動、眼球運動のトレーニング等々、本来人間が持っている機能を引き出すトレーニングを主に行っています。
上記であげた足の傷害で悩まれている方やもっと運動できるようになりたい方は是非一度お越しください。